【著者が語る】マインドフルネスが最高の人材とチームをつくる

マインドフルリーダーシップインスティテュート

マインドフルリーダーシップインスティテュート
荻野 淳也 代表理事

ポストコロナは、ますますリーダー、組織にマインドフルネスが必要な時代。

当社では、2013年よりVUCA時代におけるマインドフルネスに基づくリーダーシップ開発、組織開発を提唱してきました。VUCAとは、変化が非常に激しく:Volatile、不確かで: Uncertain、複雑で:Complex、曖昧な: Ambiguous状況のこと。端的に言えば、変化が非常に激しく答えのない状況のことです。

2020年の新型コロナウイルスが蔓延した世界は、まさにVUCAの象徴。このような世界で、リーダー、社員は、これまで以上に、変化に対応するための俊敏性、適応性が求められ、先行きの不透明感から湧いてくる不安や心配に対するレジリエンスを養い、イライラや燃え尽きなどに対するセルフマネジメント力を高め、一人一人の感情、価値観に寄り添った心理的安全性のあるチームビルディングや新たな時代における新商品、新サービスの開発といった創造性が必要とされます。

マインドフルネスとは瞑想や癒しではありません。マインドフルネスの実践から得られる直感を含めた認知や洞察力は、ポストコロナ時代に必要となる上記スキルを養うためのリーダー、社員の必須OSというべきものです。

本書では、日本初のマインドフルネスを基盤としたリーダーシップ開発、組織開発、人材開発の企業導入事例をベースにした書籍です。ヤフージャパン様をはじめとしたマインドフルネス導入企業の事例を元に、マインドフルネスを導入することで起こる人材と組織の4つの変化やヤフージャパン様の3人のリーダーのインタビューによる人材、組織の変容事例、組織にマインドフルネスを導入するための4つのステップ等を掲載しています。

「グーグルさんやヤフーさんだからできることなのでは?」というよくある意見に応えるために、どのような企業でも実践可能な具体的な導入手順や実践ワークも記載しています。

ポストコロナ時代。マインドフルネスを導入した企業から飛躍する。私はそう信じています。どうぞ参考にされてください。

マインドフルリーダーシップインスティテュート

荻野淳也 著
かんき出版、1,500円+税

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