2020年11月13日

Good Team 成果を出し続けるチームの創り方【著者が語る】

アクションラーニングソリューションズ 齋藤 秀樹 代表取締役

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アクションラーニングソリューションズ 齋藤 秀樹 代表取締役

 マネジメントにおける日本の常識は、もはやグローバルにおいては非常識となり、組織創りも時代錯誤になり果てています。それを裏図けるように日本の国際競争力は2019年30位と過去最低となり、職場においては管理職になりたいと思っている人材が21.4%と、諸外国と比較して驚くほどの低水準。もはや管理職になることは罰ゲームだと考える若手もいます。

 「いったい日本の組織で何が起こっているのか」日本中が忖度であふれ、若者の成⻑が阻害され、無気力が蔓延。これらの原因は時代遅れのマネジメントと組織創りにあります。令和の時代にありながら、マネジメントは昭和のまま。経営層は時代の変化と真の現場の課題に疎く、管理職は前例踏襲を続け職場の成⻑に貢献していません。例えるなら最新のPCにWindows95を未だに搭載し、高い性能を出すために四苦八苦しているようなものです。

 今、私たち経営者や組織創りに携わる者に問われるのが小手先の知識やノウハウではなく、組織の文化や風土、新たなマネジメントへのシフト、つまり最新のOSに移行することです。それができない企業組織は既に淘汰の波にさらされています。

 「若手が無表情で成⻑実感が持てない」「忖度が蔓延し、自分の本音が語れない」「組織の意思決定はリーダーや声の大きい一部のメンバーの意見で決まる」「信頼関係が希薄で組織運営がトップダウンで進められている」「ダイバーシティが掛け声ばかりで、組織の意思決定に女性や若手が参加していない」など、1つでも当てはまるならば、あなたの組織は沈没船同様、沈み続けます。

 本書は私の20年以上におよぶ日本企業の組織再生を手掛けてきた現実から生まれ、単なる精神論、理屈、理論ではなく、今の日本の実情と組織再生のために何をすべきかを記しました。今の経営者、リーダーに何が求められているか、少しでも理解して実践してほしいと心から願っています。
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