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木村 英一 代表取締役
【PROFILE】NEC、外資系コンサルティング会社を経て、1年半で売上げ20倍超(7億⇒140億)の超急成長ベンチャーに入社後、事業部門の部門長を歴任。その経験を請われて、数社の役員を経験し、事業再生(7年間赤字体質企業を1年半で黒字化達成)、新規事業開発(資金調達から始め、5年間に2つの事業を立ち上げる)等に従事。独立後、オーナー企業に特化し、140社以上の企業において、経営者のコンサルティング、経営幹部、経営リーダーの育成に携わる。組織とリーダーの成長段階を知り尽くし、経営者と同じ目線で語ることのできる希有なコンサルタント。あらゆる業種業態で経営者および経営幹部を育成し飛躍的な成長を実現してきた手腕には定評がある。
人材難が叫ばれる中、社員の離職率が依然として高く、役職者への意欲が低い社員が増えている現状に直面していませんか。この状況が続けば、10年後の明るい展望を描くことは困難でしょう。もし、明確な改善策をお持ちでしたら、本書は不要かもしれません。
しかし、少しでも不安を感じるなら、本書は明確な進路を提供することでしょう。なぜ、これほど断言できるのか。それは、約20年にわたり様々な企業で数々の「マイナスからの大逆転」を共に実現してきた経験があるからです。
私は、初めて部下を持つリーダーから、長年辣腕を振るう創業経営者まで、多岐にわたる業種・業態の企業のリーダーのマネジメント改善を支援してきました。
その支援の中心は、目の前の社員や部下を確実に成長させ、組織を前進させるためのマネジメント技術の獲得です。残念ながら、リーダーの「良かれ」と思っての発言が、社員の成長の芽を摘み、やりがいを奪い、結果として大量の退職予備軍を生み出してしまっています。
マネジメント理論を学んだ経験がある方々でさえ、同様の課題に直面しているのが現状です。つまり、マネジメント理論や知識だけでは、不十分なのです。
経営の最重要課題である人材不足を解消するためには、全ての役職者が、マネジメント技術を身につけることが不可欠です。目の前の社員や部下の未来を意図的に変えるマネジメント技術を習得することで、組織が抱える問題のほとんどが改善されます。
離職率は減少し、指示待ちの社員はいなくなり、自ら積極的に提案し、仕事に前のめりに取り組む社員が増加します。これは、絵に描いた餅ではありません。社歴の長い東証プライム上場の大企業から、30人に満たないスタートアップベンチャー企業まで、業種・業態、企業規模関係なく実現している再現性の高い技術です。
本書では、豊富な事例を通して、組織に起こる様々な事象の根本原因を明確にしながら、このマネジメント技術の「思想」をお伝えします。各社の組織変革の確かな道標となることを約束します。

木村英一 著
エベレスト出版
2,800円+税