
Hajimari
仲真 良広 執行役員
【PROFILE】2006年世界で最大のシェアを誇る外資系ヘッドハンティンググループに入社。当時最年少コンサルタントリーダーとして活躍し、24歳の2008年2月に独立し、株式会社グローアップを設立。2013年9月には学生の就活状況をシェアできる日本初のスカウト型Webサービス『キミスカ』をリリースし、現在は1学年15万人ほど(民間就職希望学生の3人に1人)が登録するサイトとなっている。その後、出向サポートサービス「ロンデル」他、複数の求人サイトを立ち上げる。「自立した人材を増やし、人生の幸福度を高める」というHajimariのビジョンに共感し、入社を決意。

Hajimari
高橋 睦史 マネージャー
【PROFILE】2018年立教大学経営学部卒業後、大手人材系JAC Recruitmentへ入社。外資系製造業の自動車部品サプライヤーを担当するチームで、企業側の採用支援と人材側の転職支援の両面を担当。エージェントとして、成果を出し、2度全社表彰の実績を残す。「事業を仲間と共に創り、経営する」経験を積みたいという思いから、2020年11月株式会社Hajimariに入社。
いま、組織のキーマンである管理職への負担が、かつてなく高まっています。「管理職は罰ゲーム」とまで言われる現代では、プレイヤーとしての成果、上司としてのマネジメント・育成も担う必要があり、その二重の重圧が、彼らを静かに追い詰めています。
労働人口の減少、価値観の多様化、ハラスメント、働き方改革など、多くの社会課題が管理職に降りかかり、経営と現場をつなぐ中間層が限界を迎えつつあります。
その結果、管理職を敬遠する社員が増え、リーダー不在の組織が増加。チームが育たず、優秀な人材ほど疲弊して去っていく――そんな悪循環が、今まさに多くの企業で起こっています。
優秀な人材を手放さず、組織を成長させるために必要なのは、管理職をサポートするという発想。そこで私たちが始めたのが、外部のプロ人材がサポートとして管理職に伴走し、現場の育成を支援する「上司代行」こと『メンタープロパートナーズ』です。
マネジメントの専門家が、管理職の代わりに部下育成を行い、チームの成長を加速させます。本書『上司が足りない』では、上司代行の現場事例や活用者の声をもとに、次世代に求められる管理職像を紐解きます。
「上司が足りない」時代に、どうすればリーダーを増やし、育てられるのか。現場のリアルな課題と、実践から得たヒントを余すところなく紹介します。
管理職の課題を解決することは、組織、ひいては日本社会全体の課題解決です。私たちは「上司代行」という新たなマネジメントの形が、これからの企業と社会を変えることができると確信しています。この一冊が、その第一歩となることを願っています。

仲真良広、高橋睦史 著
日本能率協会マネジメントセンター
1,700円+税



