応募者情報の入力や管理業務の煩雑さは、採用担当者の労働生産性を低下させる一因となっている。そうした採用事務業務をテクノロジーで効率化するのが、DaxtraTechnologiesの履歴書の自動解析サービスだ。
文書の自動解析技術はParsing(パーシング)と呼ばれ、同社の解析エンジンは履歴書の記載内容を理解し、「個人情報」「学歴」「職歴」「経験(スキル)」などの情報を約150項目取り出せる。
応募者情報を蓄積して活用すれば、採用担当者が候補者に直接アプローチする「ダイレクト・リクルーティング」の強化にも役立つ。
同社のサービスは世界1500社以上で利用されており、解析結果をCSVファイルで受け取れるようにした日本市場向けサービス「JET」を導入する日本企業が増えている。
同社は、採用力強化に取り組む日本企業を支援するため、経営・人事分野のテクノロジー活用を啓発しているHRテクノロジーコンソーシアムの法人会員向けに無償利用キャンペーンを予定している。