プロッソ
牛久保 潔 代表取締役社長
「面接とは活躍してくれそうな人材を見抜く作業である」。面接をこのようにとらえている経営者や面接担当者が非常に多い。しかし、刻一刻と採用を取り巻く環境が変化している現在、面接担当者が、「面接とは活躍してくれそうな人材を見抜く作業である」とだけ限定的にとらえてしまうことは、面接の失敗、採用の失敗を招く可能性を大きくする原因となってしまう。
「非転職希望者へのアプローチ」「SNS」「グローバル採用」など、採用を取り巻く環境が激しく変化しても、常に採用プロセスの中で一番重要なのが「面接」であることに変わりはない。
それにもかかわらず、多くの企業の面接は今でも非常に属人的であり、採用プロセスや採用ソースなどの採用手法を見直すことはあっても、面接手法を見直そうという企業はあまりない。新卒採用と中途採用の違いさえ理解しないまま、面接を行なっている面接担当者が多くいるのが現状だ。
面接の技術が高まれば高まるほど、「面接」が採用における強力な武器となり、大手企業や競合他社とも戦いやすくなるのである。
本書では、「競合他社」「転職マーケット」「自社認識」についての理解を深めることの大切や、面接を単に見抜く作業ではなく、「ファン化→見極め→勧誘」という3つのステップから成る作業と捉えることの大切さを解説する他、深掘りを進めるためのツールとしてSTARフレームワーク等を使い大変実践的に解説していく。
また、書籍と併せて、その内容をベースにした「中途採用面接担当者トレーニングDVD」も販売しており、より深い理解をしやすくなっている。
牛久保潔 著
日本実業出版社、1,575円
プロッソ、102,900円