関東、関西、東海の働きたい街ランキング1位は?

働きたい街ランキング1位は、関東は「東京」、関西は「大阪・梅田」、東海は「名古屋」となったことがインテリジェンス(東京・千代田、峯尾太郎社長)の調査で明らかとなった。

関東で1位に選ばれたのは東京の玄関口「東京」。JRや地下鉄、新幹線も利用できるなど幅広い路線を選べる点が魅力だ。

2~5位までは、いわゆるターミナル駅と呼ばれるエリアが続いた。ランキングでは上位20位中、10の街をJR山手線の駅が占めており、このエリアの人気の高さがうかがえた。

 都道府県別に見ると、東京都のトップは1位の「東京」、神奈川県のトップは3位の「横浜」、埼玉県のトップは12位の「大宮」、千葉県のトップは14位の「千葉」だった。

【関東・働きたい街ランキング】
1位 東京
2位 新宿
3位 横浜
4位 渋谷
5位 池袋
6位 恵比寿
7位 大手町
8位 品川
9位 有楽町
10位 上野

 関西の働きたい街ランキングの上位にランクインしたのは大阪市内の街(駅)。1位の「大阪・梅田」は通称“キタ”と呼ばれる大阪の中心地で、新幹線の停まる「新大阪」も近く、このエリアには大阪府に本社を置く企業や大手企業の大阪支社・関西支社などが集まっている。

 大阪市内のほかの駅や、京都、兵庫方面へのアクセスが良好な点なども人気の理由だ。

 3位、4位、6位には大阪府以外の2県1府のそれぞれの中心地がランクインした。

【関西・働きたい街ランキング】
1位 大阪・梅田
2位 天王寺
3位 神戸
4位 京都
5位 京橋
6位 和歌山
7位 神戸三宮
8位 本町
9位 淀屋橋
10位 なんば
 東海の1位~3位は名古屋市内のターミナル駅が選ばれた。1位の「名古屋」は2位以下を大きく引き放した。「名古屋」は新幹線やJR在来線、名古屋鉄道や地下鉄など東海地方では最大級の乗り入れ数を誇っている。

 4~7位までは、各県の中心的な街がランクインしている。 20位以内を見ると、名古屋市内の駅が8駅と最大で、次いで静岡県エリアが5駅、三河エリアが3駅となった。

【東海・働きたい街ランキング】
1位 名古屋
2位 金山(愛知県)
3位 栄(愛知県)
4位 岐阜
5位 静岡
6位 四日市
7位 浜松
8位 伏見(愛知県)
9位 久屋大通
10位 刈谷

 転職先を決める際に、働く街に「とてもこだわる」「絶対条件ではないが、こだわる条件の一つである」「複数の内定先から選べるなら選択基準になる」と回答した人の割合は、関東で74.1%、関西で71.3%、東海で65.2%となった。

 マイカー通勤者が多い東海エリアでは働く街へのこだわりは比較的低かったようだ。

 男女別に見ると、関東・関西・東海ともに男性と女性とでは女性のほうが働く街へのこだわりが強かった。

 年代別では20代、30代、40代以上とでは年代が若い層ほど働く街へのこだわりが強かった。

 調査は、関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西(滋賀・兵庫・京都・大阪・奈良・和歌山)、東海(愛知・三重・岐阜・静岡)に住む20歳~59歳の男女を対象にインターネットで実施し、1万4832件の有効回答を得た。(関東7793、関西4022、東海3019)

インソース
アクセスランキング
広告掲載のご相談
PAGE TOP