【著者が語る】防衛大で学んだ無敵のチームマネジメント

ネクストミッション

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濱潟 好古 代表取締役

日本全体で99.7%を占めている中小企業の人材不足が深刻化しています。日本商工会議所のデータによると全国の中小企業の約50%が人材不足であるというデータが出ています。多くの企業が、「優秀な人材が採用できない」と悩みを抱えています。しかし、優秀な人材が採用できなくても企業は営利組織であるため利益を上げなければなりません。

優秀な人材を採用できないのであれば、今いる既存の社員のスキルアップを行い、動き続ける組織を作る必要があります。

私は幹部自衛官を養成する「防衛大学校」を卒業しています。4学年から1学年の完全縦割り社会、軍隊に近い厳しい規律の下、将来のリーダーを育てるべく徹底的に鍛えられます。そ
して、入校時にはリーダーシップなど全くなかった学生も卒業時には立派なリーダーになっています。

これを企業に置き換えてみると、入社時には自律的でなかった社員が数年経ったときに組織を引っ張る立派なリーダーになっているということと同じです。人は誰でも成長しますし、誰
しもが可能性を持っています。

本書では既存社員の可能性を広げて、チームとして最大の成果を出すために必要なチーム力、結束力を高めるリーダーの在り方、チームや個人の力を劇的に引き上げる行動法則、問題解決のための客観力といったことを書かせていただきました。

そこにあるのは「気合」や「根性」といった場当たり的な精神論ではありません。今いる社員を一流にするために必要な再現性の高いノウハウです。

本書が人材育成で悩んでいる方々の一助になればこれほどうれしいことはありません。優秀な人材が採用できない昨今だからこそ、今いる社員を一流にしていきましょう。

ネクストミッション

濱潟好古 著
日本実業出版社、1,400円+税

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