2016年7月7日

【経理・財務分野の中途採用】新規事業やM&Aでより成長するために経理・財務の求人が増加

レックスアドバイザーズ 中島 潤 キャリアアドバイザー事業部 マネージャー

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 経理・財務の求人は業種を問わずに増加しています。特に、成長戦略をとっている企業の求人増加が顕著です。
 新規事業、M&Aなどで既存事業とは異なったビジネスモデルが増えると、今までとは違った会計処理が必要になります。既存の経理人材では知識が足りない、マンパワーが足りないという背景から、経理・財務のポジションでの求人依頼が増えています。
 例えば、M&A戦略を採る企業にとっては、買収後の経営統合は欠かせない課題です。マンパワーが足りない企業の場合、経理・財務部門で対応ができる人材が経営統合に携わることになり、基本である決算業務に支障をきたすケースもあるようです。
 「経営統合がうまくいかない=M&A戦略のボトルネックになる」という観点から、経理・財務人材の採用可否が経営戦略を円滑に進めるキーになります。
 「経理・財務=コストセンター」と見る企業は減少し、より成長するために優秀な経理・財務人材を求める企業が増加しているのが現在のトレンドです。
 企業に求められる人材像として変わってきたのは、単純に決算業務だけを職人的に処理できるだけではなく、会社全体を見て最適な体制を築いて欲しいという「経営的な観点」を持った人材になってきたことです。
 管理部門である経理人材にも攻めの姿勢を求める企業が増えているのは、企業の成長スピードが以前にも増して早くなっているからではないでしょうか。
 どの企業も基本的な経理スキルは当たり前として、マインド面、視野の広さなど、個人のポテンシャルに大きく依存する点が重視されてきているため、優秀な人材は多くの企業で取り合いとなっています。
 採用を成功させるためには、本当に必要な能力は何かを見極めることです。手元の業務を処理するだけであれば、現在は採用コストだけを考えると外注した方が安いケースもあります。
 いらない業務がそぎ落とされると、必要となるスキルはシンプルになり、人材募集の際にも対象となる母数を増やすことができ、採用成功の可能性を上げることができます。

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