【著者が語る】人生をマネジメントする 1日を27時間にする思考法

石川和男

時間管理の専門家
石川 和男

働き方が激変し続ける世の中で、私たちはどうやって生き残ればいいのか。未来への不安を拭いさるにはどうしたらいいのか。

働き方改革、AI時代。私たちを取り巻く環境は大きな変化を続けています。「働き方改革」により、時間外労働の上限規制が適用されました。一見、ビジネスパーソンを守る法律ですが、限られた時間で成果を出すのは正直キツいものがあります。

長時間労働ができなくなった現在、限られた時間のなかで成果を出さなければなりません。「残業してもいいモノを」から「残業しないでいいモノを」の時代に変わっています。

そしてAI時代への突入。近い将来、現在の仕事は9割がなくなると言われています。あなたの仕事もいつなくなるか分かりません。いや、それ以前に、会社の平均寿命は今や23年と言われているのです。人間の平均寿命が80年、仮に働く期間が50年だとしても、会社の寿命のほうが圧倒的に短い!

このような時代に生き残っていくには「心が満たされている」こと。いわゆる「マインドセット」、つまり「心の在り方」が重要です。コップ半分の水を見て、「もう半分しかない」と思うのも、「まだ半分もある」と思うのも、あなたの心次第。エスカレーターが故障しているのを見て、「うわっ!階段か、まいったな!」と思うのも、「おーっ!運動不足だったから丁度いい!」と思うのもあなたの心次第です。

働き方の激変に対して、「たいへんだな」と思うのも、「なんか、チャンスが来てるんじゃない」って思うのも、あなたの心次第なのです。ピンチに動じることなく、切り抜けるマインドも必要です。切り抜ければ、ピンチはチャンスに変わります。

難しい仕事、大変な仕事、前例のない仕事にはピンチはつきものです。しかし、これらのピンチを乗り越えたその先にスキルアップ、キャリアアップ、その他大勢から抜け出すチャンスがあるのです。ピンチに直面したときにモノをいうのがマインドセットです。

やればできる!その思考が心のゆとりを生み出します!そして、行動が現実を変えます。

石川和男

石川和男 著
ぱる出版
1,400円+税

【あわせて読みたい】

PAGE TOP