2024年1月の完全失業率2.4%、正規雇用は前年同月比31万人増

総務省が発表した労働力調査(速報)によると、2024年1月の完全失業率(季節調整値)は前月から0.1ポイント減少して2.4%だった。(文:日本人材ニュース編集部

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男女別の完全失業率は、男性が2.5%で前月から0.3ポイント減少、女性は2.3%で前月から0.2ポイント増加となった。

完全失業者数は163万人(前年同月比1万人減)で、2カ月連続の減少となった。完全失業者のうち「勤め先や事業の都合による離職」は19万人(前年同月比8万人減)、「自発的な離職(自己都合)」は71万人(同5万人増)、「新たに求職」は44万人(同増減なし)だった。

就業者数は6714万人(前年同月比25万人増)で、18カ月連続の増加となった。就業者数のうち雇用者数は6076万人(同42万人増)。

就業者数の前年同月比を産業別に見ると、情報通信業(25万人増)、宿泊業,飲食サービス業(22万人増)、製造業(16万人増)などが増加し、医療,福祉(18万人減)、農業,林業(17万人減)、サービス業(他に分類されないもの)(12万人減)などが減少した。

正規雇用は3603万人(前年同月比31万人増)で3カ月連続の増加。非正規雇用は2146万人(同13万人増)で5カ月連続の増加となった。

非正規雇用の内訳は、パート1040万人(前年同月比9万人減)、アルバイト460万人(同14万人増)、労働者派遣事業所の派遣社員150万人(同5万人増)、契約社員297万人(同10万人増)、嘱託108万人(同9万人減)、その他93万人(同4万人増)。

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