人を動かす原則を身に付けられる3つの1day公開研修を開始 他

人事施策をスピーディーに実践して組織力を強化するためには、自社に適した支援サービスをうまく活用していく必要がある。最近発表されたサービスの中から日本人材ニュース編集部がピックアップして紹介する(文:日本人材ニュース編集部

人を動かす原則を身に付けられる3つの1day公開研修を開始【ジェイック】

ジェイックは、「FORTUNE500(米国の売上トップ500社)」の9割以上の企業が導入している「デール・カーネギー・トレーニング」のエッセンスを凝縮した、3つの1day公開研修の提供を開始した。

ベストセラー『人を動かす』を基にしたこのトレーニングは、リーダーシップとコミュニケーション力を強化することを目的とし、実践を通じて、人(上司・部下・顧客など)を動かす原則を身に付けることができる。

「マネジメント&コミュニケーション研修」は、人を育て、組織をリードし、成果を出すためのリーダーシップスキルを強化する。「プレゼンテーション研修」は、自信を持って話し、聴衆の注意を引きつけ、説得力のあるメッセージを伝える方法を学ぶ。「セールストレーニング研修」は、デール・カーネギーの手法を用い、顧客との信頼関係を強化し、成功する営業スキルを磨く。

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3つの「1day公開研修」をWeb開催

生成AIを活用したオンボーディングで新人の早期離職を防ぐ【リフレクト】

リフレクトは、生成AIを活用した新人育成の新しいオンボーディング標準モデル「生成AI時代の従業員オンボーディングマニュアル2025」を発表した。

同社が提供する人材育成クラウドツール「Reflect」を通じて、入社前準備から企業文化の浸透までを①入社前:学習用AIエージェントが教材や事前課題を提供し、配属前から業務知識の習得を促進する、②入社初日:チャットボット型AIエージェントが24時間体制で質問に回答し、新人の不安を取り除く、③研修期間中:AIエージェントが研修やテストを行い、顧客AIとのロープレなどで実践力を高める、④フィードバック:目標達成のプロセスである日報・週報に対してアドバイスや問いかけ、評価を行う、⑤文化浸透:チームや他部署の同期と情報共有し、会社全体のビジョンやカルチャーへの理解を深める―の5ステップで包括的に支援する。

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AIエージェントによる回答イメージ

法人向け英語研修にコーチングを導入し、学習の個別最適化を支援

イーオンは、法人向け英語研修で専属コーチによるコーチングサービスを開始した。研修だけでは「参加者の意欲が低く成果につながらない」「研修が業務に活かせていない」などの悩みを抱える企業が多いため、教師を派遣する研修に、パーソナルトレーナーやメンターの要素を含む個別対応の学習支援サービスを導入する。

受講者は専属コーチとのカウンセリングで、自らの気付きを促すプロセスを通じて最も効率的な学習方法を見つけだし、短期と長期の学習目標に向けて最大限に実力を発揮することができる。最終的には、自ら課題を認識して学習に取り組み、受講期間後も自律的に学習する習慣の獲得を目指す。

3カ月間のコーチングを導入した企業では、レッスンへの出席率が向上し、ビジネスで求められる実践的な英語力を測定する「GCAS」受験者の94%がスコアアップを達成している。

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同一企業のコーチングサービス有無による結果比較

多様な企業課題に対応する4つのコーチングで行動変化を促進【ZaPASS JAPAN】

ZaPASS JAPANは、管理職支援、女性管理職の活躍促進、エンゲージメント向上、経営層のリーダーシップ強化の課題に対応する「ZaPASSコーチングプログラム」を開始した。各プログラムは、プロフェッショナルコーチによる個別対応で個人と組織の成長を促進し、AIやデジタルツールの活用で効果測定して柔軟なプログラム設計を実現する。

管理職支援と女性管理職活躍のプロ グラムは、8割以上の利用者が意識や行動変化を実感し、マネジメントへの好影響を報告。エンゲージメント向上プログラムは、組織サーベイのスコアで職務のやりがいや自己成長感、達成感などが向上した。

エグゼクティブ伴走プログラムは、利用した経営者全員が行動変化があったと回答するなど効果を実感し、東証プライム上場企業を中心に導入が増えているという。

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AIが採用面接の会話を解析し、応募者のスキルを可視化【ApplyNow】

ApplyNowは、応募者とプロの面接官をマッチングさせる動画採用プラットフォーム「Interview Cloud」で「AI評価機能」の提供を開始した。「Interview Cloud」は、面接の日程調整から面接官のマッチングまでを自動化することによって採用率の向上をサポートするサービスで、これまで実施した面接は累計20万回以上にのぼる。

「AI評価機能」では、AIが面接の会話を解析し、応募者の特徴やスキル、これまでの面接データを基に独自設定した評価項目を点数化して表示することで、短時間の面接だけでは見出しにくかった応募者の特性や、採用後の具体的なイメージを事前に把握できる。

AIによる客観的な評価によって、採用担当者個人のバイアスに左右されず多様な人材採用を後押しする。また、求人企業ごとの基準値に基づいたスクリーニングで一貫した合否判定を迅速に実施できるため、採用担当者の負担も軽減される。

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「AI評価機能」の画面イメージ

HRサービスの最近の主な新規上場企業

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売上高は、ミライロは24年9月実績。エスアイイーは24年12月実績。プログレス・テクノロジーズG、フライヤーは25年2月実績。D&Iは25年6月予想。その他は25年3月予想

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