
AESPER
上坂 勇志 取締役COO
【PROFILE】学習院大学卒業後、旭化成株式会社を経て人材業界へ。これまで1500名以上の転職相談、直近2年間で100名以上の転職支援、2年連続個人売上1億円を達成しトップエージェントとして活躍。前職の人材紹介会社ではチーム立上げの経験もあり、同社最大チームの責任者として3年連続で前年比120%以上の売上成長を実現。その後、AESPER代表藤巻のTech領域への強い想いと、Generative AIなどが台頭し始める中で、AI/DX領域の重要性やTech人材のキャリア形成の重要性を感じAESPERへ参画。ミドルクラス以上の方のご支援を得意としており、IT業界/コンサル業界出身者の方々の豊富な支援実績あり。
企業の動向としては、非常に積極的にDX人材の採用が行われており有効求人倍率は高い状況にあります。特に求人が多い内容としては、コンサルティングファームやSIer、事業会社のIT戦略/システム企画部門、ベンチャー企業のCS部門などで多く求人が出ています。
特徴的でユニークな求人で言えば、総合商社の本部でグループ会社向けのERP刷新プロジェクトをリードするポジションや、PEファンドでのバリューアップ担当のポジション、M&A後のPMIフェーズでのシステム統合プロジェクト担当者なども募集が出ている状況です。
こういった求人では、エンタープライズ企業向けのIT関連プロジェクト経験や大規模システム開発にPL/PMとして関わった経験などが求められ、高度なプロジェクトマネジメントスキル、プロジェクトデリバリースキルが求められます。
実際にこのようなスキルセットを持った人材として、コンサルティングファーム、SIer、ITパッケージベンダー、事業会社の社内SE、事業会社のシステム企画系部署の出身者が挙げられ、非常に市場価値の高い人材と言えます。
このような市場価値の高い人材の採用を成功するためには、母集団形成と候補者のグリッピングが最も重要になります。母集団形成は複数の採用チャネルを駆使して適切な人材の母集団形成を担保していくために、特にダイレクトリクルーティングの活用や、エージェント(人材紹介会社)コントロールが重要です。
また、母集団が形成できた後のグリッピングはさらに重要で、DX人材は非常に多くのスカウトやヘッドハンティングを受けているため、企業の競合優位性や尖った取り組み、他社との差別化を明確に提示しなければ候補者は振り向いてくれません。
こういった情報をいかに求職者に発信していくかどうかが重要なポイントであり、人材紹介会社にどのように情報連携を進めていくかどうかも採用成功のカギを握るポイントです。