【新卒採用(体育会学生)】短期間で結果を出すため応募社数を絞り、厳選した企業から承諾先を決定

日本人材ニュース

エスキャリア
谷口 哲也 COO

2027年4月入社予定の体育会学生を巡る採用戦線は、前年以上に“秒読み段階”へ突入しています。

経団連ルールの形骸化に伴って、2025年夏から学生に対して本選考並みのアプローチを行う企業が続出することが見込まれます。特に「勝負強さ・統率力」を備える主将経験者は、内定直結型インターンで囲い込むケースが増え、ダイレクトリクルーティング導入社数は対2024年比140%に拡大しています。

その結果、採用マーケットは“非公開オファー合戦”化し、エージェント経由より早期にクロージングできる企業が優位に立っています。特に体育会・スポーツ学生に拘っていないという場合でも「継続力・目標達成意欲・チームワーク・素直さ」に長けている学生は魅力的ではないでしょうか。

部活動・就活・学業を三立させる学生は、就職活動の時期が春大会前後、12月~3月と6月~9月に集中するといわれており、短期間で結果を出すため一人当たりの応募社数が通常平均の約5分の1という結果がでています。

そして厳選した企業から承諾先を決定するので、自ずと承諾率が平均よりも高くなり、承諾後の辞退率は平均の半分以下となるのです。つまり接点は持ちづらいけれども、アプローチできれば一般学生よりも高い効率で採用ができる学生といえます。

体育会・スポーツ学生は「強みを理解し伸ばせる場」を探しています。練習スケジュールや競技日程を把握し、ライフスタイルに合わせた選考スケジュールで実施する他、ダイレクトスカウトサービス「エスキャリア」では早期(大学1年次)からのアプローチも可能なので、試合結果速報や新記録達成のタイミングで祝福メッセージを送ることで信頼獲得に繋がります。

また、スポーツや部の運営経験の中で得た「行動」や「マインドセット」を重視したアプローチ、選考フローを工夫することも採用確率を上げるポイントとなっています。

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