【物流分野の中途採用】新拠点の立ち上げや生産性向上を実現できる即戦力人材は奪い合い

日本人材ニュース

SBSスタッフ
小川 和男 執行役員 営業本部長

ECの普及などによる物流ニーズの変化、リードタイム短縮の流れ、物流企業のサービスレベル向上の努力などによって、物流分野の人材需要は高まり、より実践的な人材を求める傾向が強まっています。多くの企業で物流の重要性が改めて認識されるようになり、物流機能の内製化や強化に取り組む企業が出てきていることも求人が増加傾向にある理由の一つです。

特に需要が高いのが、物流センター長などのマネジメント層のポジションです。新しい拠点の立ち上げを指揮したり、業務の生産性を高めることができるような即戦力の人材は奪い合いの状況です。また、海外で物流拠点の立ち上げを目指す企業からは海外経験を持つ人材のニーズが出ています。

採用担当者からは求人広告を出しても適格な人材の応募がなかなか集まらないという声が聞かれますが、物流には、輸配送、保管、荷役、流通加工、情報システムなどの多くの専門領域があり、求人とのマッチングにおいては現場における経験の深さとの相性が最も大切です。

特にセンター長のような重要な役割を担って成果を上げるためには、様々な修羅場で鍛えられた「現場力」が求められ、日々発生する想定外の問題にもすぐに対応できる瞬発力の高さも必要です。そのため、豊富な経験を持つ候補者ほど、物流に専門特化した求人サイトや人材コンサルタントを通じて、的確な求人情報を得たいという特徴が見られます。

求人を出す際には、転職市場の動向や求人情報の出し方などについて人材コンサルタントのような第三者のアドバイスを得ることが有効で、これまで求人情報でアピールしていなかった点が候補者にとっては魅力になることも多く、実際に当社が支援している企業も求人情報を充実させたことで応募者が増え、採用を成功させています。

また、チャレンジングな仕事を求める人材が多いため、業務権限の大きな仕事を任せるような点が訴求できれば、高い意欲を持つ応募者を増やすことにつながりやすくなります。

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