人材採用動向レポート

【第二新卒の採用】求める経験・スキルを緩和、選考方法とスピードに柔軟性を持たせる採用へ

日本人材ニュース

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菊池 華恵 執行役員

当社は2007年の設立以来、20〜30代半ばまでの若手をターゲットとした人材紹介を行っており、転職支援者数は累計3万人を超え、求人も常時4000件を超えるオーダーをいただいています。日本全体の働き手の人口が減少する中、特に20代、30代の若手層の採用ニーズは高まる一方です。

近年、若手を募集している企業の動きの特徴は大きく2つで、1つ目は募集要件を広げる(=求める経験・スキルを緩和する)、2つ目は選考方法とスピードに柔軟性を持たせる、です。上場している大手企業で、学歴を含めて募集要件を高く設定していた企業でも、まずは労働力確保を最優先とし、ここ数年で要件を徐々に緩和させつつ入社後のフォローを厚くしていくような動きも出てきています。

ただ、要件緩和をしつつも、「円滑なコミュニケーションスキル」「過去の意思決定の一貫性」「やりきったかどうか」を求める傾向は各社変わりありません。

一方、求職者の動きの傾向としては、「現職残留の可能性も視野に入れて転職を進める」「複数の方向性を考えながら転職を進める」の2つが顕著です。圧倒的売り手市場の現在、第二新卒と呼ばれる若手にとって転職は絶対ではなく、あくまで選択肢の一つ、かつ転職後のキャリアの築き方も一つではありません。

ただ、ここ数年転職に対する心理的ハードルが下がってきているのは事実ですので、色々な可能性を検討できるよう、転職サイトはもちろん、エージェント、リファラル、SNSなど複数経路を使って転職活動をする求職者の数も増えてきました。

優秀な第二新卒を採用するためのポイントは、「良質な候補者と接点を持てる採用経路を複数持っておく」「選考の方法、スピードに柔軟性を持たせる」ことです。

具体的には、既存の成功パターンに固執せず新しい採用手法を検討したり、候補者のレベルによってスピーディーに選考+確実に自社の魅力付けができるように、エージェントと細かく候補者情報を共有し合ったり、面談を挟んだりすることが成功の確率を上げるポイントと言えます。

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