産業医に1件から依頼できるスポットオンライン面談サービスを開始 他

さまざまな人事施策をスピーディーに実践して組織力を強化するためには、自社に適した支援サービスをうまく活用していく必要がある。そこで、最近発表された人材の採用・定着・育成に役立つ多くのサービスの中から日本人材ニュース編集部がピックアップして紹介する(文:日本人材ニュース編集部

産業医に1件から依頼できるスポットオンライン面談サービスを開始

コロナ下の働き方が長期化する中、社員の健康管理に役立つサービスのニーズが拡大しており、クラウド型健康管理サービス「first call」を提供するMediplat(メドピアグループ)では、産業医面談をテレビ電話で行える「オンライン産業医面談」の利用企業1社当たりの面談数が前年同期比1.9倍に増加している。

2020年11月の厚労省通達で、面接指導対象者が所属する事業場の産業医でなくてもオンライン面談が可能になり、企業で急に産業医の確保が必要になった時や、産業医を選任していない従業員が50人未満の事業場などでは人事担当者が産業医の手配に苦慮している現状があることから、同社は産業医の面談を1件から依頼することができる「スポットオンライン面談サービス」を開始した。

医師選定のための面接は原則不要で、申し込みから最短1営業日で面談が可能だ。料金は30分の面談で税込1万6500円から。

申し込みから最短1営業日で面談が可能

3日間で、持続的成長への道筋をつける組織改革プログラムを提供

事業環境の変化に対応していくために、組織改革にもスピードが求められる。センターボードが提供する組織改革プログラム「3DAYS」は、1日目に「組織に対する安心感、信頼感を引き上げる」、2日目に「経営方針や改革の目的への理解と納得を得る」、3日目に「企業の成長に向けた新たな挑戦を自分事にしていく」というテーマに取り組み、より多くの新たな挑戦を引き出して挑戦の質を高めながら、企業の持続的成長への道筋をつけていくためのプログラムだ。

トップ層、ミドル層、現場層の順に実施していくが、プログラムを受けたメンバーが次の階層の実施主体者となり、全社員を対象にマルチタスク的に実施していくことで、従業員規模に関わらず効率的にプログラムを進めていく。センターボードは、プログラムのファシリテーションを行いながら、3DAYSを推進していく社内のファシリテーターを養成していく。

3日間で3つのテーマに取り組む

マネジメントゲーム研修の参加者にアプリ版も提供し、能力開発を支援

マネジメントに必要な経営者目線や計数感覚を社員に身につけさせるために、ビジネスシミュレーション研修を活用する企業も多い。

1970年代にソニーが開発した「マネジメントゲームMG®」は、経営者の立場で設備の導入、人の採用、製品の生産・販売、会計・決算といったビジネスサイクルを擬似体験し、マネジメント能力を身につけられるロングセラープログラム。「マネジメントゲームMG®」を活用した人材育成事業を行うマネジメント・カレッジは、大手上場企業を中心に延べ5000社100万人に対する研修実績を持つ。

集合研修の参加者からの要望を受けて、今年3月からは「マネジメントゲームMG®」のアプリ版も提供している。難易度を初級・普通・上級から選べるようにし、個人が好きな時に好きな場所でゲームを楽しみながら何度でも研修の復習ができるツールを用意することによって、能力開発を支援している。

個人が好きな時に好きな場所で学べるアプリ版

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