リファラルリクルーティング
白潟 敏朗 代表取締役社長
人材争奪戦を勝ち抜くなら、リファラル採用しかありません。お金をかけるのではなく、汗をかきましょう!
リファラル採用のリファラルとは、英語の「referral」。依託、推薦、紹介を意味します。リファラル採用とは「社員の紹介・推薦による採用活動」のことです。米国ではGoogleやFacebookをはじめとしたIT企業を中心に「リファラル採用」の活用が増えています。
安い費用で人が採用できるメリットだけではなく、やり方を間違えずに社長が本気で取り組めば会社の魅力が向上し、永遠に採用に困らない会社になる採用手法です。
「それって縁故採用じゃないの」と思われた方、正解です。ただ、最初の接点は縁故採用に近いかもしれませんが、社員の紹介だからといって、無条件で入社できるのではなく、しっかり面接し採用の可否を決定します。つまり、広告媒体や紹介会社の代わりが会社の社員になるということです。
単に社員に知り合いの紹介をお願いするだけでは機能しません。そこに仕組みや仕掛けを入れることによって、採用そのものが劇的に変わるのがこのリファラル採用です。リファラル採用のメリットは以下の7つです。
①採用コストを大幅に削減できる、
②社長と会社に合う人財を採用できる、
③入社後の社員の定着率が向上する、
④会社の魅力と課題を見える化できる、
⑤会社の魅力を継続的に向上できる(経営変革の実現)、
⑥幹部と社員が経営者目線をもつ(究極の人財育成)、
⑦みんなの心が1つになる
すべて享受するためには、欲しい人材像の設定、人脈の棚卸し、運用ルールの設定、魅力の設定、課題の設定、中期経営計画策定、アピールブックの制作といった準備に始まり、継続的に成果をあげるための運用ルール設定も必要となる。そのすべてのコツと注意点をカラー図解で解説します。
ぜひ本書を活用いただき、社長と会社を好きな社員と社長でリファラル採用を実践してください。
白潟敏朗 著
KADOKAWA、1,400円+税