2018年11月20日

【スタートアップの中途採用】エンジニアやアプリ開発経験者はプロダクトニーズでの業務委託も増加

VISITS Technologies 青山 英輝 George&Co. エグゼクティブ・ディレクター

 (22675)

 設立して2、3年程度のスタートアップ企業では、特徴的な職種としてWeb・スマートフォン向けのエンジニア、アプリ開発の経験者を中心とする人材獲得が顕著となっています。
 ただ、需給バランスが崩れており、約3年で求められる経験やスキルが変わっていくため、必ずしも正社員採用のみではなく、プロダクトニーズに沿ったスキルや経験を持つ人材を業務委託契約で採用する形も増えてきています。
 また、資金調達を経て上場準備に向けて本格的に体制構築を始めた企業では、大手との法人取引経験を持ったフロント人材、管理部門では幅広い業務に従事可能な人材のニーズが増えています。いずれにしても即戦力として専門性が高いスキル・経験を持ち、グローバル展開を視野に入れた語学力も求められています。
 採用を目的としたSNSの発達やスタートアップ企業向けに特化した人材採用サービスが数多く生まれており、求職者にとっても求人の選択肢が増えつつあります。求職者の動向では社会貢献性の高いビジョンやイノベーティブなサービスに共感し転職活動初期からスタートアップ企業を優先軸として活動する傾向も増加してきています。
 求職者の年齢層は20代、30代前半が多く、外資系コンサルティングファーム出身者、終身雇用が崩れた伝統的な日系大手企業出身者の優秀層が条件を下げストックオプションを元に採用されるのが顕著となっています。
 従来の転職媒体、中途人材紹介の利用だけではなく、ダイレクト・リクルーティングの積極的な活用も広まってきています。リファラルイベントとして社会人向けに交流を図る目的別イベントを開催し、通常の採用では獲得の難しい転職潜在層や、入社後の齟齬がないようエンゲージメントを高めた上での採用につなげているのも特徴です。
 定量化が難しかった定性的な採用項目は、これまでになかった新しいテクノロジーを取り入れ、採用のみならずその後の社内配置転換にも転用できる分析ツールを導入し、採用成功に結びつけているのも一つのポイントです。
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