
カクシン
田尻 望 代表取締役CEO
キーエンス出身の著者が仕事の悩みをすべて解決する「付加価値のノウハウ」を体系化
いかにムダな仕事を減らし、本当に価値のある仕事に集中していくのか。そのキーとなるのが、本書のテーマである「付加価値」です。
「付加価値」という言葉は、ビジネスシーンでよく聞く言葉です。ですが、「そもそも付加価値とはどういうものか、わからない」「『付加価値をつくれ』と言われるけど、何をどう考えればいいのかわからない」という人が意外と多いのではないかと思います。
仕事において重要なものであることは誰でも知っているが、その定義や「実際に仕事ができる人や、業績のいい会社がどう付加価値をつくっているのか」はあまり知られていない、体系立ててわかりやすく解説されていない。それが付加価値という言葉でした。
付加価値創造企業「キーエンス」
本書の3章には、キーエンスがなぜあんなにも高収益になれているのかについて、本社出身者から見た仕組みについて語っています。人の教育に携わる人事の皆様にもとても有意義な内容となっています。
誰もが身に着けるべき必携の最強スキル
本書は「仕事の生産性を高めたい」と思っているビジネスパーソンにとっては、仕事術の書籍となります。ムダな仕事を減らし、本当に価値がある仕事をしていく「方法」「思考法」がわかるからです。
ムダな仕事が減るという意味では「時間術」というテーマも含んでいます。「もっと短い労働時間で、より利益が出せるような会社にしていきたい」と思っている経営者、管理職の方には、経営書、マネジメント書として読んでもらえるはずです。
このように、あらゆるビジネス活動の根幹を支えるのが、付加価値というものです。本書でお伝えする「付加価値のつくりかた」は、働く人すべてが身につけるべき、そして身につければ誰でも、仕事の生産性を上げられる、どんな立場でも高収益な会社に変えていくことができる「最強スキル」です。

田尻望 著
かんき出版
1,600円+税
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