組織・人事

副業人材の活用は“現場部門”が積極的に関与、2023年の副業マーケットは拡大の予測

6割超の現場部門担当者が、副業人材を“自ら”募集していることが人材サービスのパーソルキャリア(東京・千代田、瀬野尾 裕社長)が実施した「副業人材活用の実態と2023年のマーケット予測」で明らかとなった。

日本人材ニュース

人事部を除く副業人材活用部門の担当者および決裁者に「人事部に頼らず、自身で副業人材の募集活動を行ったことがあるか」と聞くと、63.3%の人が「ある」と回答した。

また、副業人材活用における決裁者に、副業人材活用の満足度について聞くと、72.9%が「満足」と回答した。

副業人材活用を行う企業の担当者または決裁者全員に、中途採用・派遣・コンサル活用などと比較した際の副業人材活用のメリットを聞くと、「期待する成果を得ることができる(66.3%)」、「スキル・専門性を得ることができる(64.0%)」、「人手不足を解消できる(62.5%)」が上位に挙がった。

パーソルキャリアでは「“即戦力”を期待できることが副業人材活用を選ぶ大きな理由になっている」と指摘する。

【副業人材活用のメリット トップ5】(複数回答)
1位 期待する成果を得ることができる 66.3%
2位 スキル・専門性を得ることができる 64.0%
3位 人手不足を解消できる 62.5%
4位 プロジェクトの推進スピードをあげることができる 44.8%
5位 コスト(人件費、派遣、業務委託等、人材にかかる費用)を抑えることができる 44.0%

「副業人材が活躍できると思うポジションや職種」を聞くと、「商品/サービス企画」(27.8%)が最も多く、次いで「営業/販路拡大」(27.3%)、「マーケティング/PR」(24.5%)となった。

副業人材活用における決裁者に、2023年の副業人材活用意向について聞くと、約半数が「さらに強化したい」と回答した。

この結果についてパーソルキャリアでは「副業人材が持つスキルや専門性、生み出す成果にメリットを感じた結果だと言えるでしょう。また、本結果から、2023年の副業マーケットはますます拡大することが予想される」とした。

調査は、1月14日~16日、全国の副業人材の活用における担当者および決裁者、男女400人を対象にインターネットで実施した。

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