組織・人事

【著者が語る】会社を成長させる人事制度のつくり方40の秘訣

HPOクリエーション

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松井 義治 代表取締役

【PROFILE】前職では、P&Gなど4社の大手外資系企業で前半はマーケティング・リーダー、後半は日本、台湾、北東アジアのHRディレクターと組織開発・教育・採用リーダーとして業績強化に貢献。教育学博士、MBA、HRMP、脳科学ベースト・コーチ、認定マインドフルネス・ファシリテーター&トレーナー。

コロナ禍以降、激変するグローバルなビジネス環境の中、様々な要望が社内外から経営陣と人事部門に寄せられ、多くの会社で変革を推進しています。

本書は変革や組織の強化改善を人事的な側面から支援したいと感じられている人事部門の方、更に、経営陣や部門長、そしてマネジャーの方々のために書いたものです。

人事的な変革といえば、日本では制度変革と考えられることが多いので、敢えて、制度という切り口から、実際に成果を出せる、つまり、「社員と組織のパフォーマンスの向上を実現する制度を創るための秘訣を学び、一つでも二つでも社内で導入し、実践し、成果を出す喜びを体験してもらうこと」を本書の目的としています。

私は社会人生活の最初の20余年、製薬·消費財·通信·アパレルという異なる業界の4社の米系企業で働きましたが、最初の10余年はマーケティング部門でマーケットシェアとブランディングの強化に、次の10余年は人事部門で組織と人財の強化に貢献しました。

最初の2社のマーケティング時代には人事の方とほぼ話すことなく、採用も育成も業績管理·評価も部門内で完結していました。つまり、全マネジャーは人事的に何をすればよいのかを理解し、実践していたのです。それは、人事制度が企業文化の一部として社内に浸透していたからです。

「リーダーが変われば組織が変わる」、と同様に「人事が変われば組織が変わる」のです。但し、多くの調査研究が示すように、「変革の8割は目標達成ができない」のも現実です。

失敗の原因の一つは複雑な変革計画です。戦略にしても、制度にしても、成果を出すための秘訣は、「普遍的な成功要因と明快な基本原則」を取り入れることです。細かな建付けではありません。複雑なものは失敗します。

企業文化を強くし、会社の持続的な成長を強力に後押しする人事制度とはどのようなものなのか、その作り方と導入の実践的な基本原則とアプローチを学び、社内で導入し、社員のウェルビーイングと会社の健全な成長に貢献するために本書を活用していただければ幸いです。

松井義治 著
セルバ出版、1,800円+税

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松井義治

HPOクリエーション 代表取締役/前職では、P&Gなど4社の大手外資系企業で前半はマーケティング・リーダー、後半は日本、台湾、北東アジアのHRディレクターと組織開発・教育・採用リーダーとして業績強化に貢献。教育学博士、MBA、HRMP、脳科学ベースト・コーチ、認定マインドフルネス・ファシリテーター&トレーナー。

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