新卒採用支援サービスのベネッセ i-キャリアが2027年卒学生を対象に実施した調査によると、半数の学生が6月時点でインターンシップに参加していることが分かった。(文:日本人材ニュース編集部)

ベネッセ i-キャリアが運営する新卒オファーサービス「dodaキャンパス」会員の大学3年生と修士1年生に対して、6月21日~27日の間に、これまでに参加したインターンシップの社数を聞いたところ、0社49.6%、1社16.2%、2社10.6%、3社7.6%、4社5.3%、5社2.8%、6~9社3.9%、10社以上3.9%だった。
インターシップへのエントリー社数は、0社19.9%、1社7.8%、2社12.9%、3社11.2%、4社7.3%、5社9.8社、6~9社14.3%、10社以上16.8%となっている。
インターンシップが重要な採用施策となっている
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参加したいプログラム内容は、「実際の業務を疑似体験できる」(87.1%)が他の内容を引き離してトップ。2026卒に比べて6.2ポイント増加している。
参加したいプログラム内容(複数回答)
実際の業務を疑似体験できる | 87.1% |
企業や業界について知識を深められる講座 | 52.4% |
働いている社員と話せる座談会 | 48.5% |
企画立案や課題解決に取り組むグループワーク | 43.4% |
働く現場を直接見ることができる会社見学・工場見学 | 39.5% |
社会人の基本や将来に役立つビジネススキル研修 | 17.6% |
内定者の話が聞ける内定者インタビュー | 11.2% |
「インターンシップ参加企業の選考を受けたいか」を聞いたところ、「とてもそう思う」(65.0%)、「まあそう思う」(30.8%)を合わせて、9割以上のが学生がインターンシップから選考に進むことを希望している。
「27卒学生(大学3年生・修士1年生)インターンシップ、就活に関する実態調査」の詳細はこちら
https://www.persol-career.co.jp/newsroom/news/research/2025/20250718_1903/