男性の育休取得率40.5%で過去最高、2年連続10ポイント超の上昇

男性の育児休業取得率が40.5%で過去最高ーーこんな結果が厚生労働省が発表した「令和6年度雇用均等基本調査」で分かった。(文:日本人材ニュース編集部

日本人材ニュース

2022年10月1日から2023年9月30日までの1年間に配偶者が出産した男性のうち、2024年10月1日までに育児休業を開始した人の割合は40.5%と、2023年度の30.1%に比べ10.4ポイント上昇した。

男性の育児休業取得率は、2020年度12.65%で初めて10%を超えた後、2021年度13.97%、2022年度17.13%、2023年度30.1%、2024年度40.5%と急上昇している。

育児関連の休暇制度がある事業所の割合は71.2%で、2023年度の59.3%に比べ11.9ポイント上昇した。

産業別にみると、金融業,保険業(89.3%)、電気・ガス・熱供給・水道業(88.8%)、複合サービス業(88.4%)などで割合が高い。

規模別にみると、500人以上(90.2%)、100~499人(84.6%)、30~99人(82.3%)、5~29人(68.6%)と、規模が大きくなるほど制度がある事業所の割合が高い。

「令和6年度雇用均等基本調査」の詳細はこちら
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/71-r06.html

【関連記事】

PAGE TOP