人材採用動向レポート

【新卒採用】ターゲット学生への効率的なアプローチを求める考え方がより鮮明に

マイナビワークス
柳楽 太郎 若年キャリア事業部 営業支援部 部長

17年卒の採用は、計画通りに内定者を確保できない企業が相次ぎました。当社では、既卒未就業者に事前研修を行ってからマッチングイベントを通じて企業に紹介する「マイナビ新卒紹介アドバンス」の開催を3月中旬から予定しています。前年は参加学生の70%以上が5~7月に入社しており、こうした既卒者を新卒扱いで採用する企業が増えると見込んでいます。

18年卒の採用は、前年に学生エントリー数の減少で苦しんだ企業が、より早期から学生との接触を試みています。

ただし、採用効率を高める必要があるため、当社のコンサルタントが面談した学生を「10~2月のインターンシップ参加者として紹介してほしい」という依頼や、「体育会」「上位校」「女子」のように対象学生を絞った業界・職種セミナーへの出展ニーズが拡大しています。ターゲット学生への効率的なアプローチを求める考え方がより鮮明になっていると感じます。

一方、学生も早めの動き出しが見られます。当社のインターン情報サイトへの登録者数は増加しましたが、インターンシップ受け入れ数には上限があるため、参加できない学生も多くなっています。新卒紹介サービスにも学部3年生・院1年生の秋から登録してコンサルタントからアドバイスを受けたいという学生の増加が目立ちます。

18年卒の採用を成功させるためには、3月までに学生との接点をできるだけ増やすことが必要です。特に準大手以下の規模の企業は、今年も母集団形成に苦しむことが予想されており、危機感が強まっています。

現時点で、当社の「就職情報サイトの申込社数」「新卒紹介の求人数」の両方が前年比増であることから、多様なサービスの併用が進んでいることがうかがえます。サービスの特徴を理解して、社内外のリソースを有効に使い分けることが欠かせなくなっています。

一例としてある製造業の企業では、全体の8割を占める理系採用にリクルーターを投入し、残り2割の文系採用は新卒紹介のみと切り分けて利用することで採用を成功させています。

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