【金融分野の中途採用】銀行、M&A、VC、不動産、資産管理等の幅広い領域で経験者を採用

金融分野の中途採用

コトラ
大西 利佳子 代表取締役

投資銀行はTMTやクロスボーダーの大型M&Aが活況で、VP以上の採用ニーズも多く発生しています。M&Aの活況でLBOファイナンスニーズも高まっています。株式市場も活況のため、ECM領域も盛んです。これらの領域でも経験と実績のあるバンカー採用が続きます。「働き方改革」もあり、若手経験者の採用ニーズも堅調です。

ミドル・スモールキャップのM&A業界は非常に活況で採用意欲旺盛。最近では数百万円クラスのスモールキャップも対象に広げる動きがあり、営業人材のニーズが高まっています。

VCも活発です。新ファンドやコーポレートベンチャーキャピタルの立ち上げ等、ファンド数が増加しています。主に投資実務を担うフロント人材の採用が活発です。

PEではファンド運営各社の新規ファンド設定が好調です。運用規模も当初想定を上回るケースが多く、運用会社新設も相次いでいるため、投資実務を担うフロントメンバーの補充・増員ニーズは根強くあります。

不動産金融では不動産取得競争が過熱する中、アクイジション人材のニーズが高まっています。若手ポテンシャルに加えて、アセットマネジメント・財務・IR・経理等の不動産ファンドの経験者もニーズが高い状況です。

アセットマネジメントでは個人マネー流入による投資信託の残高増加を受け、販売会社向け営業人材、セミナー講師人材の獲得競争が起きています。

年金資金等のオルタナティブプロダクツへの投資拡大方針により、HF・PE/PD・インフラファンド・不動産ファンド等の海外オルタナティブファンドのゲートキーパーポジションで需要高く、希少なオルタナ経験者に人気があります。

銀行は収益性の高いストラクチャードファイナンス系、外貨運用系(外債・仕組債等)の人材増員中です。

フィンテック分野は、ブロックチェーンや金融機関のデータ活用等を背景に一段とIT人材の需要が高まっています。富裕層の運用ニーズや事業承継ニーズの高まりにより経験豊富なプライベートバンカーの採用ニーズも高い状況です。

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