人事施策をスピーディーに実践して組織力を強化するためには、自社に適した支援サービスをうまく活用していく必要がある。最近発表されたサービスの中から日本人材ニュース編集部がピックアップして紹介する(文:日本人材ニュース編集部)
対話と創造を促す参加型ワークショップ手法で組織開発を支援【ファーストプレイス】
ファーストプレイスは、デンマーク発のワークショップ手法「レゴ(R)シリアスプレイ(R)メソッド」を活用した人材育成・組織開発プログラムの提供を開始した。
レゴ(R)シリアスプレイ(R)は、LEGO社が開発した「対話と創造を促す参加型ワークショップの手法」で、各人の心の奥に隠れた思いや考えを、ブロックを用いて立体化された作品を創ることで可視化させる。自分の考えやアイデアを「形」にして表現し共有・対話することで、チームや組織の深い理解、共通認識や創造的な発想を引き出す。
人的資本経営やエンゲージメント向上といった「人」を軸にした経営の重要性が高まる中、制度やデータだけでは見えない「人の思考」や「組織の関係性」に向き合う新しい研修手法が求められていることから、新任リーダーのチームビルディング、組織ビジョン・ミッションの再定義、価値観共有や心理的安全性の醸成などへの活用を想定している。

AIで採用業務を高速化・自動化し、採用効率の向上を支援【パーソルビジネスプロセスデザイン】
パーソルビジネスプロセスデザインは、AIエージェントなどのテクノロジーを活用して、採用準備から採用実務、入社手続きを含む内定後対応まで採用業務プロセスを高速化・自動化する「採用のゼロ化」サービスの提供を開始した。
特に工数が多い採用実務では、求人票作成、書類選考業務( AIエージェントで応募書類、エントリーシート確認から記録を一気通貫で自動化)や、スカウトメール配信(スカウト文を自動生成し、対象者ごとに最適なメールを配信)、面接日程調整などをAIやRPAを活用して広範囲に自動化する。
採用担当者は求人要件を決定するだけでよいため対応が高速化するだけでなく、候補者に合わせてAIで最適化されたコミュニケーションを自動的に行うことで応募率やマッチング精度の向上にも寄与する。

求人掲載効果をAIで予測し、応募数・採用コストを見える化【トラコム】
トラコムは、これまでに蓄積した数万件規模の求人掲載データを分析することで求人の効果をより正確に予測できる、求人掲載効果シミュレーションツール「ぶんた」をリリースした。
「ぶんた」は、募集職種・募集エリア・雇用形態・月額運用予算を入力するだけで応募数(応募単価)や採用数(採用単価)をシミュレーションできるため、求人掲載をスタートしたい企業は、戦略的に最適な求人掲載プランの選択が可能になる。求人広告を運用している企業は、運用中の求人広告のスコアを用いて応募数や採用コストの適正診断を行うことができる。
「求人を掲載しているものの相場比較による客観的な判断をしたい」、「応募はあるが掲載コストが高騰している」、「同じ予算で運用している他社のパフォーマンスを知りたい」などの悩みを解決し、求人媒体の選定や募集職種ごとの予算配分などに役立ててもらう。






