2017年2月7日

【バイリンガルの中途採用】複数国のマネジメントができるマルチリンガル人材に高い需要

インテリジェンス・グローバル・サーチ ナイーム・イクバル マネジング・ダイレクター

 (11543)

 特に製造業は国内のマーケットが硬直しつつあるため、海外に新たな市場を求めて進出する企業が多く見られています。現地企業とのM&Aを通じて拠点と労働力を調達するケースが多く、その現地をマネジメントすることのできる人材のニーズが高まっています。

 最近では駐在をせずに遠隔で複数の国にまたがるマネジメントが要求される傾向にあり、マルチリンガルの方に非常に高い需要が集まっています。

 外資系企業は、プロダクトライフサイクルの短縮に伴い、自前主義の維持が難しくなった日本のサプライチェーンにビジネスチャンスを見出しています。日本市場の特徴を踏まえた戦略の立案と、それを本国に伝達・調整していく役割に需要が集中しており、こちらも多様な言語能力が要求されます。

 外資を志向する候補者は、一定の期間で仕事を変更される方がいらっしゃるため、流動性は常にあります。その中で多いのは、日本企業に勤めたものの、自身のやりたいことを実現するにはどうしても年月が掛かってしまうことを知って、新しいフィールドを探す方です。自身のイメージするキャリアステップを築く上で時間軸を大事にされており、優秀な若手層や外国籍の方にその傾向が多く見られます。

 優秀なバイリンガル人材は完全なる売り手市場で、しばらくその傾向は続くと予想しています。企業が採用を成功させるためには、海外の厳しい競争社会で戦った経験をお持ちの優秀な人材ほどキャリアは自分で築くものと考えており、転職を通じたステップアップを重ねることを理解する必要があります。

 そのため、経験面での要件を満たしている場合は書類選考では転職回数を気にせず、まずお会いいただくことをお勧めします。

 外資系企業に多いのが情報開示が少なく転職希望者が意志決定できないケースです。世界有数の企業も国内での認知が必ずしも高いというわけではありません。情報不足による不安から、競合他社に入社をしてしまうことも起きています。

インテリジェンス・グローバル・サーチ「インテリジェンスのブランドを強みに、職種別の専門コンサルタントがバイリンガルを紹介します」 - 人材コンサルティング会社ガイド100選

インテリジェンス・グローバル・サーチ「インテリジェンスのブランドを強みに、職種別の専門コンサルタントがバイリンガルを紹介します」 - 人材コンサルティング会社ガイド100選
ナイーム・イクバル マネージング・ディレクター

おすすめの記事

メンタルヘルス不調社員に対する休職命令と自然退職

メンタルヘルス不調社員に対する休職命令と自然退職
「勤怠が乱れている」「勤務態度が不良の社員がいる」「勤務成績が著しく悪い社員がいる」などの悩みは、多かれ少なかれ、どの企業においても抱えていると思います。近年、企業からの相談で増えているのは、このような問題社員に精神的な不調が疑われるというケースです。
6 件

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

日本人材ニュース|人材採用と人材育成の人事専門誌

関連する記事

【外資系企業の採用事情】バイリンガル採用で日系企業と競合

【外資系企業の採用事情】バイリンガル採用で日系企業と競合

外資系企業のバイリンガル人材の採用がますます難しくなっている。外資系企業同士が人材を奪い合っているだけでなく、海外事業を強化する日系企業も海外ビジネスを担える人材を獲得するためにバイリンガルの採用競争力を高めているためだ。
バイリンガルの転職求人倍率は1.50倍、年度替わりで求職者の活動が活発化 ダイジョブ・グローバルリクルーティング

バイリンガルの転職求人倍率は1.50倍、年度替わりで求職者の活動が活発化 ダイジョブ・グローバルリクルーティング

 2018年2月末時点のグローバル転職求人倍率は、前月より0.06ポイント低い1.50倍となったことが、バイリンガルのための転職・求人情報サイトを運営するダイジョブ・グローバルリクルーティング(東京・港、篠原裕二社長)の集計で分かった。
バイリンガルの転職求人倍率は1.56倍、5ヵ月ぶりに前月を下回る ダイジョブ・グローバルリクルーティング

バイリンガルの転職求人倍率は1.56倍、5ヵ月ぶりに前月を下回る ダイジョブ・グローバルリクルーティング

 2018年1月末時点のバイリンガルの転職希望者1人あたりの求人件数を表すグローバル転職求人倍率は、前月より0.97ポイント低い1.56倍となったことが、バイリンガルのための転職・求人情報サイトを運営するダイジョブ・グローバルリクルーティング(東京・港、篠原裕二社長)の集計で分かった。
対日投資拡大でバイリンガル人材の採用激化

対日投資拡大でバイリンガル人材の採用激化

 外資系企業の日本への投資は拡大傾向が続いており、バイリンガル人材の需要が高水準となっている。海外事業を強化する日系企業とも採用で競合するケースが増えており、バイリンガル人材の給与水準や採用コストが上昇している。
外資系企業の人材採用 競争激化で厳しさ増す

外資系企業の人材採用 競争激化で厳しさ増す

バイリンガル人材を採用ターゲットとする国内の外資系企業の採用環境が厳しさを増している。日本に進出する外資系企業の増加に加え、海外に目を向け始めた日系企業ともバイリンガル人材を奪い合う状況となっている。
求人数は前年比6.7%増、調査開始以来の最高値を更新

求人数は前年比6.7%増、調査開始以来の最高値を更新

 人材サービスのパーソルキャリア(東京・千代田、峯尾太郎社長)がまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」によると、10月の転職求人数は前年同月比6.7%増、転職希望者数は同14.1%増となった。求人数は調査開始(2008年1月)以来の最高値を2カ月ぶりに更新した。
求人数は前年比8.4%増となるも、求人倍率は0.01ポイント減の2.35倍に高止まり

求人数は前年比8.4%増となるも、求人倍率は0.01ポイント減の2.35倍に高止まり

 人材サービスのパーソルキャリア(東京・千代田、峯尾太郎社長)がまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」によると、9月の転職求人数は前年同月比8.4%増、転職希望者数は同8.9%増となった。
求人数は最高値を更新、求人倍率は前月比0.22ポイント増の2.47倍

求人数は最高値を更新、求人倍率は前月比0.22ポイント増の2.47倍

 人材サービスのパーソルキャリア(東京・千代田、峯尾太郎社長)がまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」によると、8月の転職求人数は前年同月比8.4%増、転職希望者数は同7.0%増となった。求人数は調査開始(2008年1月)以来の最高値を2カ月ぶりに更新した。
求人数は高止まりの一方、転職希望者数は大幅に増加

求人数は高止まりの一方、転職希望者数は大幅に増加

 人材サービスのパーソルキャリア(東京・千代田、峯尾太郎社長)がまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」によると、7月の転職求人数は前年同月比7.7%増、転職希望者数は同10.6%増となった。
日本企業の9割超で「イノベーション」が主要な経営課題 マーサージャパン

日本企業の9割超で「イノベーション」が主要な経営課題 マーサージャパン

 92%の日本企業がイノベーションを今年の主要な経営課題とし、88%の日本企業が組織の再設計を計画していることが、マーサージャパンの「2018年グローバル人材動向調査」で明らかとなった。

この記事のキーワード

この記事のライター

編集部(レポート担当) 編集部(レポート担当)

サイト会員限定記事

セミナー・イベント

プレスリリース