2016年1月20日

【企画・マーケティングの中途採用動向】海外事業戦略系の求人増、オンライン戦略の専門家の採用も活発

インテリジェンス エグゼクティブサーチ 吉田 茂樹 シニアコンサルタント 兼 エグゼクティブリサーチャー

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 国内市場が飽和状態の中、日系企業は海外へ活路を見出す戦略を取り続けており、今後もこの動きが加速することは明確です。一方で国内戦略は、従来の「量」ではなく「質」で勝負する形へとシフトして来ており、消費者に対して自社の商材・サービスの付加価値を訴求する手段を多角的に検討し、優位性を見出そうとしています。
 具体的には、新興国を中心とした海外事業戦略系の求人ニーズが増えています。特に投資・買収戦略を描けるM&A人材や海外市場をターゲットとしたマーケティング・事業開発等の経験者や、グローバルマーケットで勝っていくために、外資系企業でグローバルレベルのマーケティング手法を熟知し、組織を高度化できる経験をもつ専門人材の採用の動きも見られます。
 一方、国内市場においてはIT技術の発達により、消費者への訴求方法が従来のTVCM等のマスメディア訴求から、スマートフォン・各種SNS・EC等を絡めたデジタルな訴求方法へと急速に変化をしており、デジタルマーケティング、EC等のオンライン戦略を練れる専門家を採用する動きが活発です。
 候補者側もこの動きに連動する形で情報収集を積極的に行う傾向が強く、特に外資系人材がこれまで培ってきた高度で専門的な知識・経験を、最後は母国の日系企業に還元したいと相談に来られる方が増えています。
 これらビジネスリーダーの採用には2つのポイントが重要です。1つ目は他業界からの採用の可能性を探ること(短期施策)、2つ目は外部人材を採用するための仕組みを作ることです(中長期施策)。

 特にデジタルマーケティング職では、同業界での経験はなくとも最新のテクノロジー手法を熟知しているIT・Net業界の人材を受け入れている企業がビジネスを伸ばしています。
 また、スキルのある人材を登用するため、正規社員とは別の人事・給与制度を構築している企業がグローバル人材の採用に成功している傾向が見られます。採用することが目的ではなく、「将来の事業成長のための投資」と捉えることが重要なポイントです。

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木村 浩明 事業責任者
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