2018年8月20日

【人事職の中途採用】多角的な視点を持ち、経営目線で判断ができる人事職が求められる

MS-Japan 井上 藍 キャリアアドバイザー

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 少子高齢化による人手不足が生じている昨今、各社は次世代リーダーの育成、女性活躍推進、シニア活用など多様な課題があり、多角的な視点を持ち、経営目線での判断ができる人事職が求められる傾向がうかがえます。

 特に求人依頼が多いのは、ガバナンス強化を図るベンチャー企業、収益改善や設備投資に積極的に取り組み事業拡大を図る中堅から準大手企業です。

 その他にもプロパー社員を社内異動させることで人事組織を作ってきた大手企業においても、人事の特定領域に明るいスペシャリストを求めて中途採用を実施するケースも増加しています。また、ここ数年は既存の制度や風土を抜本的に改革できる人材や、時代に合わせた新しい組織作りができる人材が欲しいという企業ニーズがあります。

 それに伴い、スタッフクラスよりも経験値の高い管理職クラスを想定した求人が多い印象を受けます。ただし、売り手市場であるため、上記のようなスペシャリストの採用は難航するケースが多く、「長らく募集しているが応募がない」、「応募はあるが、自社の求める水準に満たす候補者がいない」という声がよく聞かれます。

 一方で、求職者の動向は、会社に自身のキャリアを委ねるのではなく、主体的にキャリアを形成する選択肢として転職を選ぶ求職者も増えています。そのため、今までは退職者が少なかった大手企業でも優秀な人材が退職するというケースが発生しています。

 このような経緯から企業が採用を成功させるためには、採用対象となる求職者のニーズに応えることが重要になります。また、年齢や同業界にかかわらず、素養や経験を重視する必要もあります。また、総じて採用難易度は高い状況なので、採用での課題解決だけではなく、生産性の向上、定着性の向上も重要になります。

 企業の中で組織作りの根幹を担う人事職への重要度は増していき、その期待に応えられる経営目線を持った人事人材の採用ニーズはますます高まっていくはずです。

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有本 隆浩 代表取締役社長
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