DX推進に向けた人材確保を強化する企業から、ネクストエデュケーションシンクの組織分析サービスへの引き合いが増えている。
社員の能力を「ビジネス実行力(コンピテンシー)」と「DXに関する先端技術・ビジネスに関する知識(DXリテラシー)」両面から可視化し、企業全体における能力分布状況(ポートフォリオ)が明確になるため、現状を把握した上で人材を選抜・育成したいという経営者や人事部門のニーズに合致している。
これまではIT関連、コンサルティング会社などの利用が多かったが、コロナ禍によって幅広い業種の企業がDXへの取り組みを本格化させており、分析事例が増えてきたことで関心が急速に高まっている。
日常業務に忙殺され、DXの必要性を実感できていない社員も多いが、これまでの人材評価基準では埋もれていた能力が明らかになるなど、DX推進に向けた人材配置や能力開発に活用され始めている。