米国のサーチ型人材紹介の専門紙エグゼクティブ・リクルーターズ・ニュースは、2008年グローバル・エグゼクティブサーチの世界ランキングを発表した。
ランキング1位は昨年に引き続き、コーン・フェリー・インターナショナルだった。以下、2位ハイドリック&ストラグル、3位エゴンゼンダーインターナショナル、4位スペンサースチュアート、5位ラッセルレイノルズアソシエイツと続いた。
上位では、3位エゴン・ゼンダー・インターナショナルと4位スペンサー・スチュアートが前年ランキングから入れ替わっている。
米国のサブプライムローンに端を発した金融不況の影響は、下期に影響を及ぼした模様で、グローバル・サーチ会社の全体の業績は、米国でマイナス2%、グローバルで3%となり成長は止まっている。
今回の発表について、佐々木和行トランサーチインターナショナル・ジャパン会長は、「2001年のITバブル崩壊の時は、米国で29%、グローバルで22%、業績が落ち込んだ。その後、2003年からは回復基調に転じ、2007年には米国で19%、グローバルで20%の伸びとなっている。2008年の調査にはまだ今回の不況の影響は明確に表れていないが、今年の結果はITバブル崩壊時と同程度の落ち込みになるのではないか」と話している。
2008年世界のエグゼクティブサーチ会社トップ20社の6位以下は以下の通り。
6位レイ&ベルンソン
7位アムロップヘバー
8位IICパートナーズ
9位トランサーチインターナショナル
10位ボイデン
11位インターサーチ
12位DHRインターナショナル
13位クリスチャン&ティンバーズパートナーズ
14位キーンバウムコンサルタンツインターナショナル
15位AIMSインターナショナル
16位IMDインターナショナルサーチ
17位スタントンチェイスインターナショナル
18位シグニアムインターナショナル
19位ペンリンインターナショナル
20位ホートンインターナショナル