10月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は、前年同月比1.4ポイント増の93.8%となったことが、リクルート(東京・千代田、北村吉弘社長)の就職プロセス調査(2023年卒)「2022年10月1日時点 内定状況」で明らかとなった。
文理別の就職内定率をみると、文系が92.9%(前年同月比1.9ポイント増)、理系が96.0%(前年同月比0.5ポイント増)だった。
男女別の就職内定率をみると、男性は93.0%(前年同月比1.0ポイント増)、女性は94.7%(同1.9ポイント増)だった。
進路確定率は87.1%(前年同月比0.4ポイント減)と前年同水準となっている。
【進路確定率(10月1日時点)】
2023年卒 87.1%
2022年卒 87.5%
2021年卒 83.9%
学生の近況についてリクルートでは「10月になって内定式に参加した学生から入社に向けて前向きな声が聞かれた一方、不安を感じている様子もうかがえる」とし、「入社後の活躍を見据え、企業から積極的に機会を設けていただくことを期待する」とコメントしている。
調査は、2022年10月1日~3日、2023年卒業予定の大学生および大学院生で「リクナビ2023」調査モニターに登録した学生を対象にインターネットで実施し、大学生1133人、大学院生338人の有効回答を得た。