転職後「いきいきと働けている」人が6割超、いきいきの鍵は「周囲からの期待」など

転職後「いきいきと働けている」、「満足している」人は約6割に上ることが、リクルート(東京・千代田、北村吉弘社長)の「転職後実態調査」で明らかとなった。

転職後に「いきいきと働けているか」について聞くと、「あてはまる」と回答した人が22.0%、「ややあてはまる」と回答した人が38.2%だった。合計すると、6割を超える人(60.2%)がいきいきと働くことができているという結果になった。

また、転職後の総合満足度についても聞くと、「満足」と回答した人が20.6%、「どちらかというと満足」と回答した人が42.9%となった。合計すると63.5%の人が転職後の状況に満足しているという結果だった。

転職後、「周囲から期待されている」と思うかを聞くと、「周囲から期待されている」に対して「あてはまる」と回答した人のうち、「転職後にいきいきと働けている」と回答した人は86.8%(あてはまる+ややあてはまる)となった。

一方、「周囲から期待されている」に対して「あてはまらない」と回答した人のうち、「転職後にいきいきと働けていない」と回答した人は79.1%(あてはまらない+あまりあてはまらない)になった。

転職後の上司との関係性について聞くと、「上司は自分に対して適切な業務支援をしてくれる」に対して「あてはまる」と回答した人のうち、「転職後にいきいきと働けている」と回答した人は86.2%になった。

一方、「上司は自分に対して適切な業務支援をしてくれる」に対して「あてはまらない」と回答した人のうち、「転職後にいきいきと働けていない」と回答した人は64.2%になった。

転職後の職場の同僚や一緒に仕事をする仲間との関係性について聞くと、「自分の持ち味を理解してくれている」に対して「あてはまる」と回答した人のうち、「転職後にいきいきと働けている」と回答した人は86.1%になった。

一方、「自分の持ち味を理解してくれている」に対して「あてはまらない」と回答した人のうち、「転職後にいきいきと働けていない」と回答した人は83.0%になった。

「周囲と協働できている実感がある」に対して「あてはまる」と回答した人のうち、「転職後にいきいきと働けている」と回答した人は86.0%になった。

一方、「周囲と協働できている実感がある」に対して「あてはまらない」と回答した人のうち、「転職後にいきいきと働けていない」と回答した方は76.3%になりました。

調査分析したリクルートでは、「注目したいのは、転職後に“いきいきを実感”している層の多くが、入社後の職場で“新たな仲間”として丁寧に迎え入れられていると実感していること。新たな仲間への関心と働きかけが、転職者の入社後活躍の鍵であることがわかる」とした。

調査は、2023年3月2日~5日、転職後半年~1年の人を対象にインターネットで実施し、849人の回答を得た。

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