2024年3月卒業予定の大学生の就職内定率が86.0%となったことが分かった。厚生労働省と文部科学省が就職内定状況等を共同で調査し、12月1日現在の状況を取りまとめた。
両省の発表によると、12月1日現在の大学生の就職内定率は86.0%で、前年同期を1.6ポイント上回った。
大学の就職内定率のうち国公立大学の就職内定率は87.6%(前年同期比0.4ポイント減)、私立大学は85.5%(同2.2ポイント増)。
男女別に内定率を見ると、男子は85.0%で前年同期比2.2ポイント増、女子は87.2%で前年同期比0.7ポイント増だった。文理別では、文系は86.2%で同2.3ポイント増、理系は85.4%で同1.3ポイント減となっている。
大学の地域別では、北海道・東北77.4%(前年同期比5.0ポイント減)、関東90.6%(同0.7ポイント増)、中部88.4%(同7.5ポイント増)、近畿84.7%(同4.3ポイント増)、中国・四国が80.7%(同1.4ポイント増)、九州83.5%(同2.9ポイント減)となった。
その他、短期大学の就職内定率は66.7%(同2.7ポイント減)、高等専門学校は97.8%(同1.2ポイント増)、専修学校(専門課程)は73.2%(同3.4ポイント増)だった。