キャリア自律を促し、個の力を引き出す新たなスキル開発手法【人的資本経営を加速する みらいワークスの実践型リスキリングサービス「みらRe-skilling」】

人的資本経営の成功には、多様性に富んだ従業員の力を最大限に活かし、従業員一人一人の働きがい・成長のためにキャリア自律性・専門性を高めていくことが重要だ。

人的資本経営を強化する企業が増える中、個の意識変容や行動変容を促し、従業員のウェルビーイング向上にもつながる、みらいワークスの実践型リスキリングサービス「みらRe-skiling」が導入企業数を伸ばしている。サービスの特徴とともに、導入企業における活用状況などを紹介する。

「個」の状態に合わせて、「実践の場」を提供

キャリア自律を促すには、座学などの研修の学びの提供とともに、自分へ落とし込んでいくステップや、個々人の状態や特徴に合わせて実践・行動とステップアップしていくプロセスが必要になる。しかし、座学などのインプットの場はあっても、「個」の状態に合わせて落とし込んでいく部分までフォローしたり、アウトプットを同時に行っていく「実践の場」を社内に用意するのは難しい。

こうした人事課題を解決したい企業に対し、「みらRe-skilling」では、オンラインプログラムによるインプット、キャリアカウンセリングによる個別の落とし込み、そして実践によるアウトプットの場を提供している。意識醸成から実践までのトータルでサポートもしくは、ニーズに応じたステップやメニューごとのサポートが可能になっている。

ベテランのリスキリングや管理職の実践研修として、越境学習の導入例が増加

さらに「みらRe-skilling」は多様な業界との交流を含む越境学習も提供しており、大手メーカー、大手通信企業、総合商社、サービス業など、さまざまな業界の企業から注目されている。特に、ベテラン社員のリスキリングや管理職向けの実践的な研修として導入例が増加中だ。

また、個人の学びを深めるためのキャリアカウンセリングも好評で、導入企業では、客観的なアセスメントデータに基づいたカウンセリングによる現状分析、副業の始め方に関する具体的な助言などを通じて、社員一人一人の意識変容や行動変容が進んでいる。

みらリスキリング_ステップ
●実践型リスキリングサービス「みらRe-skilling」の支援ステップ・メニュー内容


従業員のキャリア自律に向けてサービス導入した企業の声:セガサミーホールディングス株式会社

「みらRe-skilling」Step1(インプット・意識醸成)、2(現状分析・個人の棚卸し)を導入

セガサミー笠井様_w1200

事業内容:総合エンタテインメント企業グループの持株会社として、グループの経営管理及びそれに附帯する業務
従業員数:516 人(2024 年3月31日現在)
「みらRe-skilling」
導入開始:2023 年10月~
対象者:セガサミーホールディングス中心に導入/ 2024 年10月~ 国内グループ会社全社員(参加任意)

「みらRe-skilling」を導入した背景を教えてください

当社は、人の感情を揺さぶるエンタテインメントを生業としているため、常にお客様の期待を超える“新しいモノ”を作り続ける“人”がビジネスの源泉となります。そこで私たちは、2018年にセガサミーカレッジを設立。学びや誰かとつながる文化を醸成・浸透させて、人的資本の重要性を全社で共有する礎を作りました。

しかし、トレンドや社会環境、テクノロジーが劇的に変化していく中、会社も社員にも進化が求められます。まずは自己を認知し、どこに向かっていきたいか、そこに向けて今持っているものは足りているのか足りていないのかを理解し、タイムリーにスキルセットを見つける必要があります。そこに第三者の目線は必要です。

「みらRe-skilling」の魅力は、Will、Can、Mustの設定からキャリアカウンセリングまで、一気通貫でお任せできる体制であること、そして我々が作りたい未来をプロセスから一緒にデザインできる点に、パートナーとしての期待が持てました。

「みらRe-skilling」を導入した効果を教えてください

“何らかのアクションを起こしたい”“自分のキャリアを明確にしたい”という社員が自ら手を挙げて参加。「ワークショップに参加してとても良かった」という声があがっています。同じ悩みやフェーズにある仲間と繋がれたときの高揚感や安堵感を体感できたようです。

さらに「次はこのような施策をやって欲しい」という声が次々にあがるようになりました。例えば、“自分が理想としているキャリアを体験できる社内兼業制度”や、“キャリアチェンジしていった先輩の体験談が聞ける場を作ってほしい”などのアイデアが寄せられています。

これも「みらReskilling」を受講し、キャリアカウンセリングを通じて、自分の適性や可能性を再認識し、その後のキャリアを実現するためのHowを知りたい、そのための制度を作って欲しいと、欲求段階が上がっていった結果と捉えています。

彼らの要望をできるだけ叶えることで、本人のモチベーションもアップ、業務アウトプットのクオリティも高まっていくと考えます。

今後の人的資本経営に関するお考えを教えてください

人的資本経営という言葉が流行る以前から重要性を理解してきたつもりです。この領域で成功している会社の事例を参考にするのも良いですが、私たちの会社にとって何が重要なのかを常に問い続けることが大切です。

変化の激しい時代の中で、今日成功していても、明日には陳腐化しているかもしれません。2年後には、再度ゼロベースから考えなければならない状況にあるかもしれません。だからこそ常にアップデートを続け、どこかの真似ではない“自分たちらしいこと”をやり続けるべきです。

当社が掲げる「感動体験を創造し続ける~社会をもっと元気に、カラフルに。~」というミッション/パーパスはこの先も変わりませんが、戦略やゴールは可変です。そこに対して私たちのアライメントが正しいのかどうかを問い続け、施策を止めないことです。

そういった意味では後継者の育成は重要ですね。例えば、私の考えを継承する人ではなく、私がやってきたことを壊すことができる人、私がやってきたことを1.5、もしくは2.0にしてくれる人に託していければと思います。

次回は、Step3「アウトプット(実践)・意識変容」の導入事例を掲載予定


みらいワークスロゴ

株式会社みらいワークス

東京都港区虎ノ門4-1-13 Prime Terrace KAMIYACHO 2F
https://mirai-works.co.jp/re-skilling/

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