人材育成

【著者が語る】10秒で新人を伸ばす質問術

講師ビジョン

講師ビジョン
島村 公俊 代表取締役

【PROFILE】2001年人事コンサルティング会社入社、営業経験後、教育体系の設計に従事。その後、教育関連会社を経て、2006年ソフトバンク入社。東京国際フォーラムにて約2千人規模の営業、クルー向けセミナーの講師として、会長、孫正義の前座を務め、ボーダフォン買収時の現場教育に貢献。全国の直営店および代理店の教育体系構築に従事。店長マネジメント研修の開発では、全国の代理店スタッフの退職率の軽減に貢献し、ソフトバンクアワード受賞。2009年ソフトバンクユニバーシティの立ち上げのため人事本部人材開発部へ異動。社内認定講師制度の構築ならびに、100人を超える社内講師育成へ貢献。2013年Pike’s Peak Awardをアメリカの教育団体よりアジア初として受賞。翌年、日本HRチャレンジ大賞人材育成部門優秀賞を受賞。2014年からは「ソフトバンク流研修内製化の秘訣」というテーマで講演活動開始。2015年退職し、2016年より講師ビジョンを設立し、研修の内製化コンサルティングや社内講師のトレーニングを中心に展開しつつ、プレゼンテーションやビジネスコーチング研修等も実施している。

「10秒で新人を伸ばす質問術」で明らかにしているのは、指導者が育成にかける時間を最小限にしつつ、最速で新入社員を一人前にするための、「質問」を活用した仕事の教え方です。

私はソフトバンクで2万人の社員教育に携わり、現在は講師ビジョンの代表として人財育成の支援を行っています。この経験から、現代のビジネスパーソンが新人育成に関して2つの悩みを抱えていることに気づきました。

一つ目は、新人に「早く一人前になってほしい」という悩みです。以前に比べ、新人を早期に育成して少しでも早く現場で成果を出してほしいというスピード感が求められています。

二つ目は、「教える時間がない」という現実です。新人育成に携わる上司や先輩は自分の仕事にも追われているため、新人のために十分な時間を割くことができないわけです。そこで、本書では、私が試行錯誤の末にたどり着いたメソッドを公開しています。

一つ目の読みどころは「待ち時間の10秒を活用する」です。

入社して半年ほど経過した新人と得意先へ同行営業し、お客様のオフィスロビーで待っている際、投げかけると効果的な「時短質問」があります。それは、「今日の商談のゴールは、どこに置いているかな?」という質問です。

このような10秒ほどの時短質問を隙間時間に繰り返すことが重要で、この繰り返しにより新人は自らの力で考えるようになっていきます。

二つ目の読みどころは「当事者意識を持たせる質問をする」です。

入社間もない新人は、担当業務においてどこか他人ごとで、自分ごととして受けとめきれていないケースがあります。当事者意識を持たせるには、質問を工夫する必要があります。

新人が困難と向き合わず、楽に逃げようとするときは、例えば「この仕事を一人でやりきるとしたら?」「この局面を乗り切るために、誰を巻き込む?」などの質問を投げかけ、当事者意識を持たせるようにします。

このように具体的な質問フレーズまで全て落とし込んでいますので、ぜひ活用ください。

講師ビジョン

島村公俊 著
東洋経済新報社、1,500円+税

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