【著者が語る】付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質

カクシン_田尻望_代表取締役CEO

カクシン
田尻 望  代表取締役CEO

【PROFILE】京都府京都市生まれ、長岡京市で育つ。大阪大学基礎工学部情報科学科にて、情報工学、プログラミング、統計学を学ぶ。2008年卒業後、キーエンスにてコンサルティングエンジニアとして、重要顧客を担当。大手システム会社の業務システム構築支援をはじめ、年30社に及ぶサポートを手掛ける。その後、企業向け研修会社の立ち上げに参画し、独立。独立後は「構造が成果を創る®」「最小の人の命の時間とコストで最大の付加価値を創出する」をコンセプトに、「価値構築経営の構造®」として、圧倒的な成果を短期間かつ再現性をもって生むコンサルティングセールス育成、販売促進立ち上げ、商品企画セッションを提供している。年商10億円~2000億円規模の経営戦略コンサルティングなどを行い、2.5カ月で月6000万、年7億円の利益改善といった企業を次々と輩出。また、自身の人生経験を通じて人が幸せに働くことを追求、エネルギッシュでありながら親しみのある明るい人柄で、大手企業経営者から慕われている。私生活では3人の子を持つ父親でもある。

キーエンス出身の著者が仕事の悩みをすべて解決する「付加価値のノウハウ」を体系化

いかにムダな仕事を減らし、本当に価値のある仕事に集中していくのか。そのキーとなるのが、本書のテーマである「付加価値」です。

「付加価値」という言葉は、ビジネスシーンでよく聞く言葉です。ですが、「そもそも付加価値とはどういうものか、わからない」「『付加価値をつくれ』と言われるけど、何をどう考えればいいのかわからない」という人が意外と多いのではないかと思います。

仕事において重要なものであることは誰でも知っているが、その定義や「実際に仕事ができる人や、業績のいい会社がどう付加価値をつくっているのか」はあまり知られていない、体系立ててわかりやすく解説されていない。それが付加価値という言葉でした。

付加価値創造企業「キーエンス」

本書の3章には、キーエンスがなぜあんなにも高収益になれているのかについて、本社出身者から見た仕組みについて語っています。人の教育に携わる人事の皆様にもとても有意義な内容となっています。

誰もが身に着けるべき必携の最強スキル

本書は「仕事の生産性を高めたい」と思っているビジネスパーソンにとっては、仕事術の書籍となります。ムダな仕事を減らし、本当に価値がある仕事をしていく「方法」「思考法」がわかるからです。

ムダな仕事が減るという意味では「時間術」というテーマも含んでいます。「もっと短い労働時間で、より利益が出せるような会社にしていきたい」と思っている経営者、管理職の方には、経営書、マネジメント書として読んでもらえるはずです。

このように、あらゆるビジネス活動の根幹を支えるのが、付加価値というものです。本書でお伝えする「付加価値のつくりかた」は、働く人すべてが身につけるべき、そして身につければ誰でも、仕事の生産性を上げられる、どんな立場でも高収益な会社に変えていくことができる「最強スキル」です。

カクシン_田尻望_付加価値のつくりかた

田尻望 著
かんき出版
1,600円+税

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