厚生労働省が発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍で、前月を0.02ポイント下回った。
新規求人倍率(季節調整値)は2.26倍で、前月を0.02ポイント上回った。正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.01倍で、前月と同水準となった。
有効求人(季節調整値)は前月に比べ1.5%減、有効求職者(季節調整値)は前月に比べ0.2%増となった。
新規求人(原数値)は前年同月比4.8%減。
産業別にみると、教育,学習支援業(3.5%増)、情報通信業(3.4%増)で増加となり、宿泊業,飲食サービス業(12.8%減)、生活関連サービス業,娯楽業(12.5%減)、製造業(10.5%減)などで減少した。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)について、就業地別の最高は福井県の1.95倍、最低は大阪府の1.06倍、受理地別の最高は福井県の1.78倍、最低は神奈川県の0.92倍。