KMF PARTNERS
吉田 亜紀子 Sales & Marketing Division Director
【PROFILE】2008年に大手外資系人材会社へ入社。コンシューマー業界を中心にディレクター、役員レベルの案件を担当し、トップクラスの実績を上げ続けている。10年間の業界経験により、多くのネットワークを築き上げ、高い信頼と評価を得ている。
「外資系企業」は、すでに十分に認知されている言葉でありますし、首都圏や近畿圏を中心に多くの方が働かれています。アマゾンやP&G、ネスレなどの大企業から、社員10人以下の企業も多数あります。商品やサービスなど多種多様なものが存在し、いち消費者の視点として、日本国内に十分浸透していると言えるでしょう。
しかしながら、外資系企業で「働くという視点」で見た場合、どのようなイメージを持たれているでしょうか。
能力主義、高い報酬、リストラなどのキーワードが一般的かと思います。それも決して間違いではありません。では、「外資系企業で働いているのは一体どんな人たちなのか」「どうやって入ったのか」「新卒から入社しずっと働いているのか」「それとも転職で入社してきたのか」
本書では、「外資系企業への転職」というテーマを軸に、書類の書き方や面接のHow toなどではなく、外資系企業の組織形態、給与形態、日系企業との違いといった全体的な枠組みの話から、職種別に必要とされるスキル、面接で重要視されるポイント、そしてポジション(職位)別で企業側は何を求めているのかといった実践的な情報を裏事情という形で伝えています。
また、そこから一歩踏み込んで「外資系業界で転職しながらキャリアアップしていくこと」「給与をどうやって上げていくのか・どうすれば上がるのか」「現職や転職先でうまくいかなかい場合の対処法や年代別に転職時に気をつけなくてはならないこと」にまで言及しています。
加えて、転職時に大変重要となる転職エージェントとの付き合い方や、自分に役に立つ転職エージェントの見極め方など、外資系企業への転職に関わらず、候補者自身にとって有益となる転職プロセス全体を紹介しています。
そして大きな特徴としては、「外資系企業の転職を繰り返しキャリアアップした人たちは一体その先にどのようなキャリアを歩んでいっているのか」「どうすれば外資系業界でキャリアアップをして、自分自身の人生のゴールの達成という究極的な目標実現には何が重要か」といった一般には広く知られていない情報を著者自身の経験から伝えています。
吉田亜紀子 著
ギャラクシーブックス、1,485円+税