2018年11月21日

【新卒採用】他社に先駆けて人材を確保する動きが強まり、インターン実施企業も増加

ヒューマネージ 齋藤 亮三 代表取締役社長

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 大卒求人倍率は7年連続で上昇、300人未満の中小企業の求人倍率は9.91倍(リクルート調べ)と、売り手市場を超え採用氷河期の様相を呈しています。20年卒の採用も、インターンシップの応募者数は昨年比1.5倍、夏季インターン実施企業も昨年比1.5倍(当社調べ)と早期化の傾向が見られ、他社に先駆けて人材を確保する動きは強まる一方です。
 そんな20年卒の採用では「多様化と精緻な管理」「効率化」「AI採用に向けた準備」がポイントとして挙げられます。
 人材獲得競争が激しくなるとともに、新卒採用においても、インターンシップ、ダイレクト・リクルーティング、リファラル、紹介会社、タレントプールなど、経路(接点)が多様化し、個別対応が増えています。
 さらに、21年卒に採用スケジュールの見直しがあれば“一括採用”と“通年採用”をハイブリッドで行う企業が増え、情報を「手間なく」「精緻に」一元管理する採用管理システムがますます必須になるといえます。
 また、応募者優位の環境下、遠い会場など物理的・金銭的な負担が大きい選考は敬遠するなど、効率的に選考を受けたいという学生の意向が強まっており、効率化では「企業にとっての業務効率化」と「応募者の利便性アップ」両方の視点が必要です。
 具体的には、距離と時間の無駄をゼロにするWebセミナー、Web面接、都合のよいときに受検できる適性検査のテストセンター対応、学生にとって利便性の高いコミュニケーションツールへのアップデート(LINE等)などがあります。
 20年卒の採用では4社に1社以上がAI導入を検討しており(当社調べ)、AI採用が本格的に広がる見込みです。AI導入の準備―AIにインプットできる“科学的なデータ”を正確に溜めていく必要があります。
 企業にとって厳しい状況が続く中、従来のやり方に固執せず、ITを駆使し、外部の戦略パートナーと協働して新しい取り組みに挑戦する「採り方改革」に着手した企業こそが、今後、採用成果をあげられると考えています。
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