組織・人事

オフィスで働く理想的な日数は週2日 ロバート・ウォルターズ調べ

世界中の会社員がオフィスで働くのに最も理想的な日数は週2日であることが外資系人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン(東京・渋谷、ジェレミー・サンプソン社長)が実施したアンケート調査で明らかとなった。また、 完全なリモートワークの継続を希望する日本人は19%で世界平均を上回った。

 日本の334人を含む全世界の会社員4800人を対象にした調査によると、オフィスで働くのに最も理想的な日数は、日本の会社員で1位「週2回」、2位「週3回」という結果になった。世界的に見ても、「週2回」が最も多い回答結果(30%)で差異はなかった。

 この結果に対してロバート・ウォルターズ・ジャパンでは「リモートワークが定着していく中で、働く人の意識が変化していることがうかがえる」とした。

【オフィスで働く理想的な日数】
週5日 日本5% グローバル7%
週4日 日本8% グローバル9%
週3日 日本22% グローバル27%
週2日 日本25% グローバル30%
週1日 日本21% グローバル14%
フル在宅勤務 日本19% グローバル13%

 日本の回答者の19%が「完全なリモートワークを続けたい」と回答しており、世界平均13%という数字を上回った。

 また、日本の回答者の37%が「毎日オフィス勤務が必須となった場合、仕事のオファーを断る」と回答。オフィス勤務のデメリットを問う質問へは、「通勤」(84%)、「柔軟な勤務時間」(60%)、「住む場所の柔軟性」(52%)が上位を占めた。

 日本の回答者で、毎日オフィス勤務という旧来の働き方に戻りたいと答えた人は5%。一方、フルリモートワークを受け入れにくいと回答した人は3%という結果になった。

 フルリモートワークを受け入れにくい理由のトップ3は、1位「気が向いたときにオフィスに行くことができる」(54%)、2位「オフィスの方が生産性が高いと感じる」(36%)、3位「対面式の会議や同僚との交流がある」(25%)となった。

 世界全体では、10%が「フルリモートワークは受け入れにくい」と回答している。

  調査は、2021年7月、ロバート・ウォルターズ・ジャパンのサービスに登録する人4841人(日本334人)を対象に実施した。

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