労働法から検証する ジョブ型雇用導入の実態

ジョブ型雇用とは

近時、「ジョブ型雇用」という言葉が頻繁に見受けられるようになりました。

ジョブ型雇用の定義は、法令に定められているものではありませんが、「2022年版経営労働政策特別委員会報告」33頁によれば、「特定の仕事・職務、役割・ポストに対して人材を割り当てて処遇する制度」とされています。

本稿では、ジョブ型雇用の特徴を、比較対象とされる「メンバーシップ型雇用」との相違点を踏まえて解説した上、ジョブ型雇用を導入するのであれば、どのような手続・準備・覚悟を要するか、現在の企業での対応状況について述べたいと思います。

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