組織・人事

【著者が語る】マネジャーのための人事評価で最高のチームをつくる方法

リンクアンドモチベーション  川内 正直 常務執行役員

リンクアンドモチベーション
川内 正直 常務執行役員

【PROFILE】2003年 リンクアンドモチベーション入社、2010年 執行役員、2018年 取締役、2022年 常務執行役員(組織開発Division統括、現任)、リンクイベントプロデュース代表取締役社長、リンクコーポレイトコミュニケーションズ取締役(現任)、2023年 リンクアカデミー取締役(現任)、2024年 リンクイベントプロデュース取締役(現任)

最近、毎日のように「人的資本経営」というキーワードを目にするようになりました。この流れの中で、注力課題として挙がることが多いのが「管理職強化」です。数多くの企業を支援する中で、管理職強化に悩んでいない企業に出会ったことがありません。

管理職強化の重要性が高まる一方で、難易度も高まるばかり。現場の管理職は、上司や部下の様々な期待に挟まれ、大変な思いをしています。一方で、そんな管理職の助けとなる、実践的な書籍は少ないと感じていました。そこで、すぐに使えるマネジメントの武器を提供したいと考え、本書を執筆しました。

人事評価制度は、ほとんどの企業に存在します。うまく活用すれば、誰しもマネジメントの武器を手に入れることができるはずです。しかし、多くの企業では人事評価をマネジメントに活かしきれていないのが実態です。

ですが、それも無理はありません。人事評価の効果的な運用方法を学ぶ機会は少なく、自身も人事評価を活かしたマネジメントを受けたことがないからです。人事評価で失敗を繰り返した結果、「できればやりたくない」「パワハラと思われそうで怖い」などと、苦手意識を持つようになってしまった方も少なくありません。

本書は、そのような現場の管理職の皆さんが、人事評価に前向きに取り組めるようになることを目指しています。人事評価を「査定する場」から、管理職と部下が「共に成長する場」にすることができれば、マネジメントは随分と楽に、楽しくなるでしょう。

本書は、まず「評価者になったら知っておくべきこと」をお伝えした上で、「目標を設定する」「評価をつける」「相手を知る」「評価を伝える」という人事評価の各ステップについて、大切な考え方から具体的な方法論まで紹介しています。悩み別の回答が一目でわかる「お悩み索引」もあります。

評価制度そのものを変えることは簡単ではありませんが、制度の運用方法を変えることはできます。運用を工夫することで、人事評価を最高のチームをつくる契機にしていただきたいと思っています。

マネジャーのための人事評価で最高のチームをつくる方法 リンクアンドモチベーション  川内 正直 常務執行役員

川内正直 著
翔泳社
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