組織・人事

【著者が語る】人間心理を徹底的に考え抜いた「強い会社」に変わる仕組み

モチベーションジャパン

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松岡 保昌 代表取締役社長

経営者から、「うちもこんな制度を取り入れてはどうか」と、他社で成功した事例の導入を勧められたことはありませんか。そして、「検討します」と言いながら、「何か違うんだよな。そのまま取り入れても、うちでうまくいくだろうか」と心の中で思われたことはありませんか。

本書をお読みいただくと、その違和感が生まれる理由がわかります。企業の成長ステージや、会社の理念、企業の中核的強みであるコア・コンピタンスが違うのですから、理想の人事制度やそれに伴う施策も、会社ごとに異なるはずなのです。

私が在籍した、リクルート、ファーストリテイリング(ユニクロ)、ソフトバンクの事例も織り込みながら、その会社に合った人事の仕組み・制度・施策を構築する際の考え方を紹介しています。実践経験を通して生み出した組織変革の手法も、「どの会社でも使えるフレームワーク」として紹介しました。

たとえば、自社の組織の現状を診断する際の指針となる「7つの視点」をはじめ、ファーストリテイリングの組織変革の実例を紹介しています。山口県宇部市から世界を目指し始めた頃は、「部署間の壁」「情報共有の不足」「評価制度のミスマッチ」など、どの会社でも起こりえる課題が山積していました。それらを解決するための取り組みは、企業規模、業種、業態を超えて、多くの会社の参考になるはずです。

「どうしたら会社は変わるのか。変われるのか」「どうしたら、もっと強い会社になれるのか」これは、多くの経営者、幹部はもちろん、人事の皆さんが一番思われているはずです。「強い会社」へと変わるために、時代を越えて活用できるメソッドを紹介したつもりですので、ぜひ人事の方だけでなく、経営者や管理職の方にも読んでほしいと思います。

「特別付録」として、「人間心理」に基づいた、人が自ら動く仕組みや施策を考える際に参考となる原理原則や理論も紹介しています。人事として取り組むことを考える際に活用ください。

モチベーションジャパン

松岡保昌 著
日本実業出版社、1,700円+税

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