最終更新日:2022年10月6日
仕事をする以上、出世をして、誇れるような地位や裕福な暮らしを手に入れたいもの。
そのためにまず考えるべきことは、出世する人と出世しない人とでは、どのような違いがあるのかということです。
若手のうちから出世する人、女性で出世する人の特徴を紹介しつつ、記事の後半では出世のコツを挙げていますのでぜひ参考にしてみてください!
~この記事のまとめ~
●出世には、2つの出世がある
①社内政治を頑張る出世
②仕事力を極めて社外に飛び出すような出世
●出世する人の特徴
仕事ができるのはもちろんのこと、人間関係が良好で上司に好かれている
●出世しない人の特徴
努力をせず、他責思考で、マイナス発言が目立つ
●出世したければやるべきこと4選
1.今いる組織の昇進の仕組みや出世評価軸を見極める
2.チームや会社といった組織の立場になった視点をもって行動する
3.成果を出す(そのためにスキルを伸ばしたり仕事量を増やす)
4.上司や同僚と良い人間関係を築く(飲み会やゴルフに行け!)
- そもそも「出世する」とはどういうこと?
- 出世には2種類ある
- 仕事以外の評価軸
- 仕事ができなくとも出世する人の特徴
- ①出世する人の特徴 ~仕事術~
- ②出世する人の特徴 ~性格・マインド~
- ③出世する人の特徴 ~行動・習慣~
- ④出世する人の特徴 ~見た目~
- 若手で出世する人の特徴1つ目:圧倒的な成果を上げる
- 若手で出世する人の特徴2つ目:後輩として可愛がられるソフトスキルがある
- 若手で出世する人の特徴3つ目:謙虚に学び、謙虚に努力を続ける
- 若手で出世する人の特徴4つ目:破天荒なエピソードトークができる
- 出世する女性の特徴1つ目:出世への気持ちが強く、自己主張できる
- 出世する女性の特徴2つ目:女性の働き方やキャリア構築に強い思いがある
- 出世する女性の特徴3つ目:体力がある
- 時間にルーズな人は要注意!出世しない人は遅刻する
- 努力もしないのに言い訳ばかり!出世しない人は他責思考
- チームプレイができない!出世しない人は単独行動派
- 周囲のパフォーマンスを下げる!出世しない人はマイナス思考
- 出世のコツ①昇進を目的にするならどんな行動が評価に繋がるかを見極めるのが大事!
- 出世のコツ②チームや会社の視点で、組織の成長を第一に考える
- 出世のコツ③仕事で重宝される能力を身に付けるなどして個人のスキルを伸ばす
- 出世のコツ④周囲との関係性を大事にする
- 今すぐにでもできる出世のための小技
そもそも「出世する」とはどういうこと?

出世とは、非常に簡潔に言えば、世の中でより高い地位・身分に就くことです。”世の中”は社会全体という意味にもなりますし、1つの企業内の話に限ることもあります。
より高い地位や身分、というのも少し曖昧な定義です。以下では出世を大きく2種類にわけて説明していきます。
出世には2種類ある
一言で”出世”と言っても、実はその意味は大きく2別することができます。
ここでは①「特定の組織内における出世」と、②「転職などでキャリアアップしていく仕事人としての出世」にわけて解説していきます。
ちなみにこの記事ではほとんどの場合、出世という表現は「①組織人として、会社内での出世」の意味で使っています。
①組織人として、会社内での出世
特定の組織内(企業や部署など)において、地位や役職が上がるといったものはここでの”出世”に該当します。
多くの社会人は組織に属しているため、”出世”と聞くとまずこの意味での出世を思い浮かべるかと思います。
組織内で出世していくには、その組織内で力をもつ上司などに目を付けてもらって役職を引き上げてもらう必要があります。単純に仕事ができるだけでは組織人として出世できません。
上司や同僚との関係に気をまわして人脈などを大事にしながら、社内政治や情勢を見定めて、戦略的に立ち回るのが出世の鍵となります。
②仕事人として、社会全体での出世
仕事ができる人として能力ベースで評価されて、会社内だけでなく外部に引き抜かれて地位や身分が上がることを出世とすることもあります。
ただ、”①組織人として会社内での出世”においては、特定の組織内での肩書きなどがより上のポジションになれば出世とされますが、“②仕事人として社会全体での出世”は、肩書きだけで説明することはできません。
例えばB会社で部長だった○○さんがA会社にヘッドハンティングされて係長になったとします。肩書きだけをみると部長から係長に降格しています。しかしこの転職先のA会社が業界最大手で伸びしろがあり、B会社よりも待遇もいいとすればどうでしょうか。こうしたケースであっても○○さんは出世した、と評価されます。
要は、社内だけでなく、社外も含め社会全体からの評価として、その人の価値が上がっていると評価されれば、出世となるわけです。
仕事人としての出世を達成するためには、仕事で圧倒的な成果を上げたり、専門スキルを身につけて周囲よりも自分の価値を高める必要があります。
仕事ができなくとも出世はできるという現実

皆さんの周りにも、「なぜこんな人がこんな上の立場なのか?」、逆に「どうしてあの有能な人は低い地位のままなんだろう」と思ってしまう方がいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜ仕事ができないのにも関わらず、出世している人がいるのか。答えは単純で、仕事ができるかどうか以外の評価軸が存在するからです。
ここでは具体的に、仕事以外の評価軸と、仕事ができなくとも出世する人の特徴を挙げていきます。
仕事以外の評価軸
仕事ができるかどうか以外の評価軸として、ここでは 3つ 紹介致します。

●上司にとって役に立つかどうか
●組織にとって役に立つかどうか
●人間的にかわいいかどうか
上司にとって役に立つかどうか
仕事以外の出世評価軸1つ目は、上司にとって役に立つかどうかです。
組織においては、基本的に部下を出世させるのは直属の上司や管理職にあたる人達の役目です。上司や管理職も人間ですから、自分にとって役に立ちそうな人材を利己的な理由から出世させることもあります。
また、それまで上司のために尽くしてきた部下を労う気持ちで出世させる、といった上司もいるでしょう。
大きな力をもった上司などであれば組織における発言力も強く、ただ気に入った人を出世させることも十分にあり得ます。
組織にとって役に立つかどうか
仕事以外の出世評価軸2つ目は、組織にとって役に立つかどうかです。
「1.上司にとって役に立つかどうか」と近いですが少し違います。会社などの組織全体から見たとき、その人材を出世させる方がメリットがあると判断されれば、直属の上司の意見など関係なしにその人材は出世します。
極端な例として、その企業の大量の株式を保有する人の御曹司であったり、業界に影響力のある方の親戚である、といった人材は出世しやすいです。そうした人材を優遇すれば、組織に何かしらのリターンが返ってくると判断されるからです。
人間的にかわいいかどうか
3つ目の仕事以外の出世評価軸は、人間的にかわいいかどうか、です。
すなわち「人たらしであるかどうか」とも表現できます。コミュニケーション能力に長けており、ミスをしても何か憎めないキャラで許されてしまう。そんな方はどの職場にも1人はいるのではないでしょうか。
とにかく人当たりがよかったり、謙虚でありながらユーモアがあったり、聞き上手であったり、分け隔てなく周りと接したり…様々なタイプがいますが、いずれも嫌われにくく周囲に好かれる存在です。
こうした方はたとえ仕事ができなくとも、職場に必要と判断されたり、人との関わりを評価され管理職に引き上げられたりします。
仕事ができなくとも出世する人の特徴

●上司や同僚に好かれている
●成果のアピールがうまい
●人脈がある
上司や同僚に好かれている
まず上述のように、周囲の同僚や上司に好かれていれば出世しやすいです。
人当たりがよかったり、周囲とのコミュニケーションを円滑にこなせる人は管理職として能力を発揮できます。
そのため仕事ができなかったとしても出世することがあります。
成果のアピールがうまい
成果のアピールがうまければ間違いなく出世しやすいでしょう。
大した成果を上げていなくとも、その見せ方・プレゼン力がうまければ実績以上の評価を得ることができます。
ずるいと思うかも知れませんが、戦略的にこうした行動を取れる人から盗めるポイントもあるはずです。
人脈がある
人脈があれば、思わぬ機会をきっかけに良いポジションに抜擢されたり、他の企業にヘッドハンティングされることがあります。
社内であればより地位や身分の高い人と繋がる機会を積極的に模索したり、社外であれば他業界や他業種まで幅広く顔を売っておくとよいでしょう。
出世する人の特徴を網羅的に超解説!
ここからは実際に出世していく人の特徴を、①仕事術、②性格/マインド、③行動/習慣、④見た目の4つの切り口から解説していきます。
①出世する人の特徴 ~仕事術~
●成果を出すのに貪欲
●自分の得意領域をもっている
●人を巻き込んでチームで仕事をする
●整理整頓がうまい
●時間厳守
●スキルとスピードを兼ね備えている
●視野が広く多角的に分析する力がある
●積極的に仕事を受けにいく、手を挙げる
成果を出すのに貪欲

出世する人は、仕事に真摯に向き合い、成果が出るまでひたむきに努力をする姿勢をもっています。
成果が出るまで仕事をやり抜くので、自ずと実績が積みあがっていくため、出世するべくして出世すると言っても過言ではないです。
なかなか結果が出なくても、めげずに我慢強く打ち込んでいける忍耐力があるとも言えます。困難に直面してもくじけることなく、結果のために立ち向かっていける姿勢が出世への道につながると知っているのです。
目の前の仕事に謙虚に向き合って、ひたむきに努力していれば出世への道が開けていくでしょう。
自分の得意領域をもっている

周囲よりも何か秀でた領域があれば重宝されます。その人にしかできない仕事があれば常に仕事を任せられるようになります。
こうなれば自ずと仕事が集まり、仕事ができる人として出世しやすくなります。まずは周りよりも秀でたスキルや経験、知識を持ることから始めましょう。
人を巻き込んでチームで仕事ができる

個人プレーで大きな成果をあげようとする人よりも多くの人を巻き込んでチームで仕事できる人の方が出世します。
組織というのは人と人が協力して成果をあげる場であるため、チームプレーができる人は重宝されますし、チームで動いた方が原理的にはより大きな成果をあげられるはずです。
コミュニケーション能力が高く、相手の意見を聞いた上で自分の意見を述べることができて、社内の人間とも取引先の人間とも円満な人間関係を築ける人は重宝されます。
こうしたことから人を巻き込んでチームで仕事を推し進められる人、すなわち人から助けてもらえる人は出世しやすいです。
時間厳守

時間を守るというのは、社会人としての最低限のマナーとも言えますが、意外とできていない人がいます。
管理職や役員となると、時間を守れないなどは論外です。そのため、こうしたことをしっかりと押さえている人は周囲よりも出世の可能性は高いでしょう。
スキルとスピードを兼ね備えている

能力がありながら、仕事も早いという人は出世します。どちらか片方だけができる方はたくさんいますが、この2つをうまいバランスで兼ね備えている人材はなかなかいません。
例えば資料作成を例に挙げれば、資料完成の3割段階で一度上司に確認し、7割段階でもう一度確認に行く、これらをスピーディに行って質の高い作業をこなす、といったイメージです。
スキルがあって質の高い仕事をしてくれてもスピードが遅いとそれだけ周りの進捗は遅れます。逆に、速いだけで質があまりに低くなっていては本末転倒です。
丁度いい塩梅でスキルとスピードを兼ね備えて仕事をこなせる人は、会社としてはありがたいため出世します。
視野が広く、多角的な観点から分析する力がある

視野が広いことはすなわちチーム全体や組織全体の状況を把握できることに繋がります。チームや組織の現状が分析できる人は全体の課題などを抽出できるため、その課題へのアプローチを考えることができます。
分析力が長けていれば仕事で成果を上げることに繋がり、またチームマネジメントができる人材にもなれるため、出世しやすいです。
積極的に仕事を受けにいく、嫌な仕事も引き受ける

人の嫌がる仕事でも積極的に引き受けるような人は出世します。どんな仕事も引き受けて、きちんと成果を上げていれば、必ず周囲の人はそれを見ていますから評価されるはずです。
役職が上がれば嫌な仕事も自ずと増えます。そうした時に逃げてしまう人は上の役職に向いていません。
出世する人は、周囲が「やっても無駄」と思い込んでいる仕事にも前向きに取り組みます。誰もが無謀と思っていた仕事を成功させれば高く評価され、それがきっかけで出世へとつながるのです。
出世したくば嫌な仕事からも逃げずに積極的に仕事を片付ける姿勢を見せつけるのも重要です。
②出世する人の特徴 ~性格・マインド~

●マインド全般
非常に素直
好奇心旺盛で行動力がある
成長意欲、向上心がある
ポジティブ
夢や信念を持っている
●対人関係で特に活きる特徴
コミュニケーション能力が高い
良い意味で打算的
気配り上手
礼儀正しい
チームワークが大切と考える
頼った方が良いと考える
可愛がられる性格
●仕事で特に活きる性格
ストレス耐性がある
意見を受け入れる柔軟性あり
仕事の仕組み化を意識
内省する
失敗も経験と捉えている
出世する人の性格やマインドを一挙大量にあげてみました。
好奇心旺盛で様々なことにチャレンジしながらも素直に人の意見を聞き、謙虚に努力を続けながら、周りからの信頼も得ていく。
ただ出世するというだけでなく、成功する人の特徴とも通ずるものがあるように感じます。
出世においてはただ仕事ができるだけでなく、人からの信頼を得たり、人から好かれることが重要なファクターになるため、そういったことをクリアできる性格をここでは挙げました。
③出世する人の特徴 ~行動・習慣~

●当たり前とされることを当たり前にやる
挨拶、提出期限、報告/連絡/相談、即レス、整理整頓
具体的な目標をもっている
心身を常に健康に保つ
フットワークが軽い
常に効率化を考えている
何度も復習する
読書量が多い
意見を持って発言している
必要があればNOという
公私をしっかり分けてプライベートが充実している
笑顔でいる
●飲み会にいく
悪口を言わない
仕事に貪欲
素直で聞き上手
決断が早い
「①出世する人の仕事術」や「②出世する人の性格・マインド」を意識すれば、自ずと「③行動・習慣編」の内容は導きだされるものかと思います。
当たり前とされている挨拶、提出期限を守る、報告/連絡/相談、即レス、整理整頓をおろそかにせずに、徹底してこなせるようになるのが出世の第一ステップです。
そして飲み会などの人付き合いの場にきちんと顔を出して上司とのコミュニケーションを密にとっておくことが出世への近道なのは今も昔も変わらない事実です。
④出世する人の特徴 ~見た目~

出世する人は見た目にも気を使っています。具体的にどういったことに気をつけるべきか、以下に羅列します。
いずれの項目でもキーワードは「清潔感」です。
●服装に気を使っている
●髪がきちんとセットされている
●体臭・口臭のケア
●表情豊か、笑顔
●健康的な体型を維持している
●相手やTPOに合わせた身だしなみ
簡単に思いつくものも多いですが、意外と見落としがちなのが、相手やTPOに合わせた身だしなみです。
できる営業マンなどにありがちですが、クライアント先に高級時計やブランドスーツを身にまとっていくのはあまり心証がよくないです。クライアントからすると支払ったお金が営業マンの服装に消えていくような気分になるためです。
顧客ごとに、どんな印象をもたれるのか/もたれたいのか、気を配れるようになるとよいでしょう。
若い頃から出世する人の特徴
ここでは、若いうちから出世しやすい人の特徴も紹介します。

上述してきた”出世しやすい人”の特徴に加えて、以下のような特徴が挙げられます。
●圧倒的な成果を上げる
●後輩として可愛がられるソフトスキル
●謙虚に学び、謙虚に努力を続ける
●破天荒なエピソードトークができる
若手で出世する人の特徴1つ目:圧倒的な成果を上げる
やはり若手のころから出世するには圧倒的な成果を出していることが求められます。
同僚や先輩に物怖じせずにガツガツと成果を上げる姿勢、そして確かな結果を出していれば、出世への道が開けやすいです。
若手で出世する人の特徴2つ目:後輩として可愛がられるソフトスキルがある
後輩として先輩から可愛がられるのは、若手のうちは特に重要なスキルでしょう。
先輩よりも成果を上げながらも、嫌味にならないようなコミュニケーションを取ったり、反感を買うような言動を慎むといったことが重要です。
成果を上げる人を妬む人がいますが、そうした人にさえ文句を言わせないような、聖人のようなソフトスキルをもっていれば文句なしに出世街道を歩めるでしょう。
若手で出世する人の特徴3つ目:謙虚に学び、謙虚に努力を続ける

若手のうちは特に大事なのが、謙虚に学ぶ姿勢です。
先輩に指導をしてもらえていることに感謝する姿勢を常にもつとよいでしょう。
謙虚な方には、たくさんの人が指導をしてくれますし、教わる側も教える側も心地がよいため、よい好循環が生まれてどんどん成長できます。
若いことを利用し、謙虚な姿勢でどんどん先輩の技術やノウハウを盗んでいきましょう。
若手で出世する人の特徴4つ目:破天荒なエピソードトークができる
これは一風変わった特徴と言えるかもしれません。しかし面白おかしいエピソードを語れる若手というのは重宝されますし、先輩に一目おかれます。
出世とは関係ないように思えるかもしれませんが、「おまえ、おもしろいやつだな」と気に入ってもらえたことがきっかけで出世することも大いにあります。
上司や先輩の中には、若手なんて能力に対して差がないのだから、人間として面白いやつを引き抜いて一緒に仕事がしたい、と考える人もいます。
仕事だけでなく、プライベートも充実させて、”ウケる”エピソードトークが話せるような生き方が、意外な出世の近道かもしれません。
出世する女性の特徴
最近では、昔よりも女性は出世しやすくなったと言います。
男女平等を推進する社会情勢に影響を受けて大企業でも幹部に女性を抜擢するようになってきました。
と言ってもまだ旧態依然の企業は多く、女性の待遇が昔同様によくないこともあるでしょう。
そんな中でも周囲に認められて出世していく女性にはどのような特徴があるのでしょうか。結論、以下の3点をここでは挙げます。

●出世への気持ちが強く、自己主張できる
●女性の働き方やキャリア構築に強い思いがある
●体力がある
出世する女性の特徴1つ目:出世への気持ちが強く、自己主張できる
まず大前提として出世欲が強くないと、なかなか出世するのは難しいでしょう。
日本の企業ではまだまだ男性社会の文化が根強い所もあるため、積極的に自己主張できる女性の方が、出世しやすいのは間違いないです。
また、女性を幹部にしようと躍起になっている大企業も多いため、正直そこまで能力がなくても贔屓されて女性の方が出世しやすい、なんて裏情報もありますから、出世欲の強い女性はぜひこのチャンスをつかみにいきましょう。
出世する女性の特徴2つ目:女性の働き方やキャリア構築に強い思いがある

キャリアウーマンとして活躍したい、といった思いや目標をもっている女性は粘り強く仕事をこなすため出世しやすいです。
バリキャリ、といった言葉が流行っていたようにわかりやすいロールモデルの女性が増えていることも、女性の出世欲の高まりに繋がっているでしょう。
女性であることを言い訳にせず、しっかり仕事で成果を残して出世したい、男女平等などと言わず、なんなら男性に勝ちたい!というぐらいの気概を持った女性は活躍しやすいかと思います。
出世する女性の特徴3つ目:体力がある
男女の能力に関して、やはりどうしても存在する差として、男性の方が体力があるということでしょう。
仕事をするうえではやはり体力がある方が有利なことが多いです。
だからこそ、周りの女性よりも体力がある女性、というのは一目おかれます。
学生時代に運動部に入っていた女性など、体力があるのを利用してパワフルに働く姿を見せれば、上司や先輩に認められやすいでしょう。
出世しない人の特徴
では反対に、出世しない人にはどのような特徴があるのでしょうか。
出世しない人は出世する人とは表裏一体であるため、特徴は真逆と言ってもよいです。ここでは代表的な”出世しない人の特徴”を挙げていきます。
以下で紹介する他にも、出世しない人には、自分から提案しない、面倒な仕事は避ける、自分の意見を押し通そうとする、挨拶ができない、暗くて話しかけにくいといった特徴があります。
出世しない人の特徴4選
1.時間にルーズ
2.努力をしない、言い訳をする、他責思考
3.チームプレイができず、単独行動
4.マイナス思考

時間にルーズな人は要注意!出世しない人は遅刻する
出世しない人に多いのが、遅刻癖です。遅刻癖があると、社内の人からはもちろん、取引先からも信頼を失ってしまいます。
また、「自分に甘い人間」という印象を相手に与えてしまうので、出世につながるような大きな仕事を任せてもらえなくなってしまう危険性も。
努力もしないのに言い訳ばかり!出世しない人は他責思考
出世しない人は、仕事でミスをしたときに言い訳をして自分を庇い、自己正当化する傾向があります。そしてそもそも努力もさほどしていないことがほとんどです。
出世できない人は、自分の努力不足を認めたくないのです。
自分の否を認めることができないということは、自分の欠点を反省できないということです。これでは、社会人としても人間としても成長できないばかりか、上司からの評価も低くなってしまいます。
他責思考の人は成長の機会を自分で無くしていますし、周りにも不快な思いをさせます。
チームプレイができない!出世しない人は単独行動派

出世しない人は社交性や協調性に乏しく、単独で仕事をする傾向があります。
仲間の意見を聞き入れず、自分勝手に仕事をすれば、社内からの評価はガタ落ち。
万が一、仕事でミスが発生したときも、自分一人で抱え込むはめになってしまいます。
周囲のパフォーマンスを下げる!出世しない人はマイナス思考
マイナス思考が災いして、何をするにもマイナス発言を漏らしたり、積極的に行動したり努力できない人はほぼ確実に出世しません。
マイナス思考の人の下では誰も働きたくないですし、第一、周囲のパフォーマンスを下げるような発言をする人はチームで働くのに向いていません。
まれにこういった上司がいる職場もあるかもしれませんが、距離をおくことをおすすめします。
出世しない人が出世する人へと変わるためには?
出世しない人が出世する人へと変わるためには、どうすればいいのでしょうか?
以下で具体的な解決策を提示してみました
1.昇進を目的にするならどんな行動が評価に繋がるかを見極めるのが大事!
・企業文化や人事評価軸、昇進の仕組みを理解して出世の方法を見極める
・出世している人の習慣や行動をまねる
2.チームや会社の視点で、組織の成長を第一に考える
・チームの状況を把握してフォローする
・マネジメントの勉強をする
3.仕事で重宝される能力を身に付けるなどして個人のスキルを伸ばす
・成果を出す
・個人やチームの目標達成に貢献する
・忙しい時でも耐えられるストレス耐性をもつ
4.周囲との関係性を大切にする
・上司とコミュニケーションを増やし、良い人間関係を築く
・上司や同僚から自分に対する理想像を聞くのもアリ!
・信頼を獲得して社内での政治的評価を得る
出世のコツ①昇進を目的にするならどんな行動が評価に繋がるかを見極めるのが大事!

まずは昇進を目的にするならどんな行動が評価に繋がるかを見極めるのが大事です!
なぜなら成果主義の所でいくら社内政治を頑張っても成果を出していなければ当然出世の道は開きません!
命令に絶対従う、というのでもいいし、自分で試行錯誤するもよしです。
とにかくどんな行動が出世に繋がるのかを研究するのが大事です。
そのために出世している人の真似をしたり、上司に出世のコツなどを聞きにいくことも1つの選択肢でしょう。
出世のコツ②チームや会社の視点で、組織の成長を第一に考える

組織のための視点をもち、組織の成長に貢献できる人は、マネジメント層に適しています。
したがってそういったチームや会社の視点をもって行動できる人は出世しやすいです。
単独で仕事をしてしまう人は、少しずつでも構わないので、仲間意識を高めていけるように努めていくことが大切です。
周囲の同僚のフォローができたり、マネジメント力を発揮する仕事を積極的にこなせば、自ずと出世していくでしょう。
出世のコツ③仕事で重宝される能力を身に付けるなどして個人のスキルを伸ばす

これはわかりやすいですが、個人としての仕事の遂行スキルを上げるのが出世への早道です。
必ずしも個人の能力を伸ばす必要はなく、チームのだれかに何かを依頼したり任せたりしてチームで成果を上げれば、自分のマネジメントスキルを評価されることに繋がります。
また、わかりやすく資格などを取って出世するための経歴を充実させるのも1つです。
出世のコツ④周囲との関係性を大事にする

組織で働いている以上、そこでの人間関係を良好に保つのは非常に重要です。
周囲からの信頼が厚い人が出世しやすいのは疑いがないでしょう。周囲から自分の下でなら働きたいと思ってもらえるような言動を心掛けておきましょう。
上司や同僚から自分に対する理想像を聞くのもアリでしょう。
上司とコミュニケーションを増やし、良い人間関係を築く

出世の決定権を握るのは、上司です。そのため、出世するためには、上司と良好な人間関係を築く必要があります。
上司からの評価を得るためにも、上司から頼まれた仕事は最優先かつ全力で取り組むこと!
飲み会やゴルフなど、プライベートでも上司と交友を深めるなどして、評価を高めていきましょう。
出世しない人が出世する人へ変われば毎日が楽しくなる

仕事に対する考え方や意識を変えるだけで、出世しない人でも出世する人に変わることが可能です。
出世する人に変わることができれば、将来的な視野が広がるのはもちろん、所得が増える、社内や取引先の人間との交流が深まるなど、より充実した毎日が送れるようになります。
今すぐにでもできる出世のための小技
ここではすぐできる出世のテク4選を紹介します。ぜひ活用してみてください。
●面倒な仕事や頼まれごとを引き受ける
●即レス
●笑顔で印象の良さを意識する
●転職をして職場環境を変える
いずれもつい忘れていたり、やっていなかったりする小技です。意外と差がつくところなので今すぐにでも意識してみてください。
今回ご紹介した「出世しない人の特徴」に心当たりがある人は、今からでも自分を見つめ直し、出世できる人へと生まれ変わりましょう。
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