オワハラ

オワハラとは、「就活終われハラスメント」とも呼ばれ、就職活動を終了し自社に入社するよう企業が就活生に圧力をかける行為のことを指します。この言葉は2015年に流行語にノミネートされたことで、広く知られるようになりました。
優秀な人材を確保したいと考える企業は、内定者が他社へ流出しないよう引き留めますが、その行為が行き過ぎてしまうとオワハラとなってしまいます。
具体的には、自社の内定と引き換えに就職活動の終了や他社の内定の辞退を強要する行為や、長時間の説得、他社の選考を妨害するために面接回数を増やす、などがオワハラにあたります。また、当然のことですが、怒鳴りつけるなどの高圧的な言動や、強制的な行為も行ってはいけません。高圧的、強制的行為は脅迫罪や強要罪となる可能性があるほか、損害賠償を請求される可能性もあります。企業のイメージを損なうだけでなく、今後の採用活動にも悪影響を及ぼしてしまいます。
優秀な人材を確保することは企業にとっての重要な課題ではありますが、企業と就活生の双方が納得した上で就職活動を終えられるように気を付けなければいけません。

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