さまざまな人事施策をスピーディーに実践して組織力を強化するためには、自社に適した支援サービスをうまく活用していく必要がある。そこで、最近発表された人材の採用・定着・育成に役立つ多くのサービスの中から日本人材ニュース編集部がピックアップして紹介する(文:日本人材ニュース編集部)
日本企業のリーダーシップ調査結果を公表【マネジメントサービスセンター】
マネジメントサービスセンターは、日本企業の1043人のリーダーと89人の人事担当者の回答に基づく調査結果「グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト2021『日本特集』」を公表した。自社のリーダーの質を「高い」と評価するリーダーは6%、人事担当者は3%で、海外企業の調査結果に比べて低い結果となっている。人材育成のベストプラクティスやリーダーシップのトレンド、DXスキルに対する現状などの所見も紹介している。
面接練習動画をAIで分析してフィードバック【シンクトワイス】
シンクトワイスは、就活生向けにAI面接対策サービス「RECOMEN」をリリースした。スマホやPCで撮影した面接の模擬練習動画から音声をテキストデータ化し、AIで特徴を抽出。同社が保有する面接データ約20万件から内定者の面接内容と比較する。学生の志望企業に合わせた採用者目線のフィードバックを受けることができ、質問ごとに過去の人気企業内定者と比較したランキングのチェックもできる。
男性育休取得推進研修をリニューアル【wiwiw】
wiwiwは、男性の育児休業を促す法改正が成立したことを受け、男性育休取得推進研修をリニューアルした。研修対象者はパートナーが出産前後の男性社員で、研修の目的は①育児休業に関する基本的な知識や、仕事と育児の両立に当たっての考え方やノウハウを身に付ける、②育児参画および育休取得に対する前向きな気持ちを醸成すること。法改正に伴い新設された「出生時育児休業」や現行の育児休業の改正ポイントについても分かりやすく伝える。