さまざまな人事施策をスピーディーに実践して組織力を強化するためには、自社に適した支援サービスをうまく活用していく必要がある。そこで、最近発表された人材の採用・定着・育成に役立つ多くのサービスの中から日本人材ニュース編集部がピックアップして紹介する(文:日本人材ニュース編集部)
学習計画機能の特許を取得【サイコム・ブレインズ】
サイコム・ブレインズとデジタル・ナレッジは、統合型教育研修プラットフォーム「ビジネスマスターズ®」における学習管理システムの学習計画機能に関する特許を取得した。学習管理システムでは、受講者は自主的に受講したい講座を選択して学習計画を立てられ、管理者は学習計画に沿って管理・サポートできる。管理者の立場から受講してもらいたい講座を確実に修了へ導くとともに、受講者の意欲を高めて学習効率の向上が期待される。
DX知識レベルを認定する検定の利用が拡大【日本イノベーション融合学会】
日本イノベーション融合学会(事務局:ネクストエデュケーションシンク)は、先端IT技術とビジネスのトレンドを幅広く問い、DX知識レベルを認定する「DX検定™」の申込受付を開始した。申込期間は2024年1月9日12時まで。受検日は、法人が2024年1月25日、個人が2024年1月28日。「DX検定™」シリーズは、企業のDX意識の浸透・社員リスキリング等、企業研修での活用が拡大し、受検者は累計3万6000人、受検者の所属企業は600社を超える実績となっている。
AI解析で効率的な英会話研修を提供【ベルテクス・パートナーズ】
ベルテクス・パートナーズは、完全オーダーメイド型ビジネス英会話研修サービス「VERTEX ENGLISH」で、「VERTEX ENGLISH with AI Analysis」の提供を開始した。 オンラインで行われるマンツーマンレッスンの全ての会話を録音・データ化し、使用している単語や文法を解析してレポート。受講者・講師・研修担当者に共有し、受講者の現在の会話レベルを詳細に把握して個別のニーズに合わせた効果的な学習プランを提供する。
ビジョン・パーパスへの社員の共鳴度を可視化【アイディール・リーダーズ】
アイディール・リーダーズは、組織のビジョンやパーパスに対する社員の共鳴度を測るアセスメントツール「カサナリ」のWebサービス版をリニューアルした。従来のアセスメントの利用に伴う手間やコストを削減し、アンケート回答者1人当たり500円で多くの組織が利用できるようにした。アンケート終了後はすぐにレポートを出力でき、個人と組織のパーパスの重なりを明確にして社員の内発的動機を引き出す施策の検討に役立ててもらう。
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