
「合宿人」代表、Co-Creations 代表取締役
茂木 健太
【PROFILE】野村総合研究所でITコンサルタント・経営コンサルタントとして活動。その後、プロコーチ、組織開発コンサルタント、ベンチャー企業の人事責任者として活動する中で、10年以上に渡り、経営合宿や全社合宿など、企業合宿の企画・運営・ファシリテーションを実施。2022年、自分の最も好きで価値を出せる仕事が「合宿」であると気づき、コロナ禍で企業のリアルで深いコミュニケーションが減ってしまうことに危機感を感じ、「チームで最高の合宿をする文化を当たり前に」をビジョンに掲げ、合宿人を立ち上げる。
AIをはじめとした環境変化の激しさが増す中、「このままでは組織が変化に追いつかない」と強い危機感を抱く企業が増えています。人事制度の改定や1on1、研修の導入など、多くの企業が次々と手を打ってきました。
しかし「施策を打っているのに、組織の空気が変わる実感がない」というもどかしさを感じていないでしょうか。
立派な仕組みを導入しても組織が変わらないのは、社員の仕事への想いと、互いを信頼し協力し合うつながり、すなわち「熱量×結束」が上がっていかないからです。様々な組織を支援する中で、特にコロナ禍以降のオンラインシフトで「リアル」でつながる場が減り、この「熱量×結束」がかつてなく弱まっていると痛感しています。
実は、組織の中にいる誰もが「自分の立場や考えをわかってもらいたい」という想いを抱えています。しかし日常の業務では、役割や立場に縛られ、なかなか表に出てきません。その結果、組織の至る所に生じている小さな「ズレ」が放置され、後に大きな問題となって表出するのです。
私は10年以上にわたり組織開発の実践を重ねてきましたが、その中で「合宿こそが最も熱量×結束が劇的に上がる場である」と確信し、現在は支援の中心に据えています。
もちろん単に開催すればいいわけではありません。日常から切り離された非日常の環境で1泊2日を共に過ごし、この特別な「場」を最大限に活かし切ることで初めて役職の垣根が溶け、本音の対話が生まれます。
本書では、お互いの価値観や仕事への想いを理解し合い、理想の未来を描き、実現に向けたチャレンジを創出する。そんな「変革の儀式」としての合宿の秘訣を公開しています。
成否を左右する事前の「企画・準備」から、当日の「ファシリテーション」、日常の変革につなぐ「事後フォロー」まで、私が現場で磨き上げたノウハウを体系化しました。
「合宿の始め方がわからない」方はもちろん、「実施しても手応えが薄い」とお悩みの方にも、現状打破のヒントが見つかるはずです。次の一歩を踏み出すのにお役に立てたらと思います。

茂木健太 著
ぱる出版
1,500円+税












